二次元美少女の笑顔を守りたい duple

笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

「グラスリップ」のカテゴリを含む記事

グラスリップ 第13話「流星」感想

幸が鞄に入れていた「押絵と旅する男」からグラスリップを紐解いてみました。江戸川乱歩の幻想的な短編作品として知られる「押絵と旅する男」。作者乱歩の趣味嗜好を楽しみながら、非現実の世界に引き込まれていくのが面白い作品ですが、元々創作物というものは、作り手独自の味わいを楽しむものでもあるので、このグラスリップも原案の西村監督の色を自分なりに楽しんで視聴できたと思います。中でも仲間たちの恋の紆余曲折が現実...

グラスリップ 第12話「花火(再び)」感想

透子の方が駆に惚れてますね。彼女の能力は、それを彼に伝えることを望んでいると思います。引っ越してきたのは駆だったし、舞台となっている町に冬の花火大会はないはずなので、透子が見ている幻想の世界だとすぐにわかりますね。そしてやなぎと雪或、幸と祐が以前よりもお互いの気持ちに向き合い、関係を深めていることを透子はあまり知らないはずですから、彼らについては透子のこうあって欲しいという願望の投影であったと思い...

グラスリップ 第11話「ピアノ」感想

カゼミチに行きたい。それぞれに向き合い前に進もうとしている雪哉とやなぎ、祐と幸。彼らのところにも降り出した雪を、風が払っていきましたね。やなぎが自分にとってかけがえのない存在であることを気づいた雪哉は、もう一度透子に会ってそれを伝えるつもりなんでしょうか。そして2人で山に出かけた祐と幸の方は、いきなりの幸のごめんなさいに、喉に食べ物を詰まらせそうになる祐が大変そうでしたね。やっぱり付き合えないとい...

グラスリップ 第10話「ジョナサン」感想

やなぎと雪哉、幸と祐、かれらのひと夏の恋の騒動は余白を残しつつ幕を降ろしたようですね。やなぎと雪哉は、お互いが必要だということに改めて気づいた感じで、2人の間の雰囲気が落ち着きの色を増していったのが、すーっと心に響いてきます。2人の心情を映しだすようなアイキャッチの2人の絵がとっても良かったですね。一方、幸はなくてはならない人へ向ける好きと、大切な友だちに向ける好きを透子と祐に同時に告げた感じでしょ...

グラスリップ 第9話「月」感想

夏目漱石の夢十夜を祐に貸そうとメールをした幸。幸が色白なので、第一夜の白百合の花を思い出してしまった。白百合の花の話は病で亡くなってしまう彼女を思いやり、愛し続けた男性が再会を果たして共に天に登っていくお話ですが、彼女の化身である白百合の花が幸のイメージとダブってしまい、彼女が自分を好いてくれている祐に望むものをなんとなく感じました。亡くなっていく自分を愛することが、彼の一生を縛るかもしれないとい...

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