2015
04/03
金
今期少なそうな癒し枠になってくれるんでしょうか、愉快なところを挟みつつ後半グッと作品の世界に引き込まれた感じでした。
ヒロイン響を演じる木戸ちゃんと、可愛いツインテが印象的な成美演じる伊藤さんが一瞬逆の配役でも良かったんじゃないかと思いましたが、響の丸みのあるほわんとした感じと、オチでオーバー気味に焦ったりする成美が物語にメリハリを付けていて、このコンビにこれからじわじわとハマって行く予感がします。
個人的には、アニメデビュー当時に、「おにあい」の膝枕でお兄ちゃんを寝かしつけていた木戸ちゃんの優しい方面の演技が思い出されり、初回からちょっぴり涙腺が刺激されたりして、これからが楽しみな作品のひとつになりました。

あらすじ(公式サイトから引用)
高校生の天海響は霊感体質の女の子。
人と霊を分け隔てなく接する彼女のまわりには、いつだって霊たちがいっぱい。
天海がそこにいるだけで、退屈な学園も一躍お化け屋敷状態?
でも、人間だって負けちゃいない。
天海を取り巻く仲間たちも一癖も二癖もある愉快な面々ばかり。
そんな人と霊に囲まれて右往左往したりもするけれど、天海にとっては全てがかけがえのない大切なもの。
これはどこにでもいるような女の子と。
どこにでもいる霊たちと。
それを取り巻く優しい人たちの。
楽しくて、あったかくて、すこしだけ切ない、つながりの物語。

人の数だけ人と人のつながり、そしてあの世のありようがあるのかもしれませんね。
観終わってそんな事がふと頭に浮かんできました。
成美が最初は響にドン引きしていながらも、彼女が響のありようを理解し、いつのまにか友達になっていくのは面白かったですね。
そしてドン引き自体がひとつの定番ギャグになってきそうですが、これから出番の回ってくるクラスメイトたちもお約束の笑いを持ってそうな感じです。
今回公園に現れた子供たちの霊が、成美が響を受け止めるきっかけになっていたように、ヒロインたちを描くのに響が視ている霊が続々と出てきそうですね。
初回は成美と響のつながりになんとなく癒された思いでしたが、一人一人の女の子たちがこれからどんな風につながっていくのか楽しみにしたいと思います。
そして子供たち(亡くなった方)にお供え物をするっていうのは日本とアジアに見られる独自の風習と思いの伝え方ですが、この作品で描かれる霊の思いやありように、響をはじめとする登場人物たちがどんな思いを返していくのか、その辺りも楽しめたらと思います。
賑やかでハートフルな良いスタートを切ったんじゃないでしょうか、レーカン!次回に期待です。
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第1話 わたし、視えるんです。 公式サイトから高校生の天海響は霊感体質の女の子。人と霊を分け隔てなく接する彼女のまわりには、いつだって霊たちがいっぱい。天海がそこにいるだけで、退屈な学園も一躍お化け屋敷状態?でも、人間だって負けちゃいない。天海を取り巻く仲間たちも一癖も二癖もある愉快な面々ばかり。そんな人と霊とに囲まれて右往左往したりもするけれど、天海にとっては全てがかけがえのない大切なもの...
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