二次元美少女の笑顔を守りたい duple

笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2015 04/08

東京レイヴンズ9 to The Darksky 感想

☆鴉羽によって暴走した春虎を止めようと夏目は命を失ってしまう。
悲しみに絶叫する春虎は、泰山府君祭ならば夏目を生き返らす事ができると鈴鹿に詰め寄るのだが…

感想 : 第一部の完結であり、アニメの最終話にもなったエピソードですね。
割合うまくアニメ版でまとめられていた印象もありますが、双角会に捕らえられ、夜叉丸の死者を蘇らせるという誘惑に心を揺らす春虎を引き止めるコン。
そして自らの命を引き換えにしてでも夏目を生き返らすと言った春虎を、一発ぶん殴ってやろうとする冬児をはじめとする仲間たち。

春虎が選択を間違えないように動く仲間たち、教え子のために道満を連れて殴りこむ大友先生も含めて、それぞれが決意を持って選択し、前に進むというか、けして止まらない前進をする姿にしびれますね。

そんな中でも、鏡に切りつけられた主、春虎を救おうと自ら封印を解き、飛車丸へと変貌するコンは圧巻で、この巻の主役はコンでいいよねって思わず興奮してしまいました。
そして最後の最後、角行鬼が助けに現れるところは、このツンデレおじさんもっともっと早く助けに来てくれよ!って言ってしまいたくなりました。

もしそうなら夏目が命を落とす事もなかったかもしれないし、ヒロインが退場するという展開はそれほどショックなものだったとよけいに感じてしまいましたね。

しかし一方で、私が一番関心があったのは、かつて泰山府君祭を行った鈴鹿を止めた春虎が、彼女にどう説明して理由をつけるのかというところでした。
そこにはアニメ版でもあった、京子の星読みが大きく絡んできたわけですが、人を復活させるという禁忌も人の決めた事に過ぎないということでした。

その場に居合わせた大友先生はこの星読みの言葉にハッとした様子でしたが、呪が嘘と密接に関係を持っている事の裏返しのようでもあり、嘘が呪を生み出す事から、夜光はさらにその先へと目を向けていた人物だったのではないかと思いました。
だからこそ彼は泰山府君祭の祭壇を築き、死者復活や転生という命を扱う呪のもっと先を見ていたような気がします。

かつて泰山府君祭で自らの転生の儀を行ったとされる夜光ですが、京子の禁忌に対しての星読みがその真実、夜光が本当にしようとしていた事の謎解きのヒントになっていたと思いました。
その辺りはいずれ、原作が完結を迎えるまでに明らかにされると思いますが、不安定とはいえ復活した夏目と春虎が、次に続く第2部でどんな道に分け入って行くのか、陰陽師の進む先を楽しみにしたいと思います。
ともかくも夏目さんが生き返って良かったです。天馬も頑張りましたね。
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COMMENT

  • No.253 No title

    こんばんは、お久しぶりです。ブログが再開されてとても嬉しいです。これからも楽しみにしています。

    基本1巻を3話、酷い時には1巻を2話で描いていたアニメでも9巻は4話使って描かれたのでこれまでの話より丁寧に描かれていましたが、やはりそれまでのカットによって原作より盛り上がりに欠けましたね。私としてはコン・飛車丸が好きなのでアニメ版での飛車丸覚醒をもっと丁寧にやって欲しかったですね。

    そして甘エビさんの感想の締めに天馬が頑張ったとありますが、頑張ったどころではないと思っています。9巻の最大のキーマンは天馬でしょう。天馬がいなければみんな捕まって終わりだったと思います。

    先月最新刊が発売され、第二部も佳境へと進みそうですし、何より最新刊のラストによって次巻へのワクワクが止まりません。

    投稿者:エミマル 2015/04/09 (木) 23:40
  • No.254 エミマルさん、こんばんは。

    お久しぶりです。
    きちっと更新休止の告知もしないまま5週間ほど休んでしまいました。
    冬場は仕事が繁忙期なのと、出張というかほとんど転勤のような状態が続き、冬アニメが最終話まで観れてないものがあったり、東京レイヴンズの新刊もまだ読めてない状況ですが、とにかく感想を書こうとブログに再び向かったしだいです。

    さておき、天馬の活躍についてはもっと書きたかったんですが、夜光が本当にしようとしていた事を考える方に気が行ってしまい、感想としてうまく纏められなかったという自覚があったので、せめて最終に天馬の事を書いておこうとして、こんな感じの締めになってしまいました。

    久しぶりの更新というのは言い訳になりませんが、感想文を書くということについて再び勉強していきたいと思います。

    投稿者:甘エビ 2015/04/10 (金) 03:03

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