Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第18話「その縁は始まりに」感想

ポニテセイバーさんはポンデらいおんに負けない可愛さだと思うの。

青いリボンで髪もドレスも纏めてるセイバーに見とれてしまいます。
そして剣を握りしめ私は士郎を守る剣であると誓ったと気丈夫に言い切る彼女が、アーチャーの剣撃にやられてへたり込むところはなんともセクシーで艶っぽい。

この時点で士郎がバッサリやられてしまうのが頭をよぎってしまいますが、そうはさせじとセイバーと契約を結ぼうとする凛はけっして諦めていませんでしたね。
アーチャーが未来の士郎の成れの果てである事は、士郎にも凛にもすでにわかっていましたが、そうであっても士郎だけではなく、彼らを救いたいという気持ちが凛に手を伸ばさせたんでしょうか。
セイバーが応えるように伸ばした手と凛の想いがひとつに繋がった良いシーンだったと思います。

士郎は後でセイバーさんにいっぱいご馳走を用意してあげないといけませんね。
そして、凛にはどうなふうに応えるんでしょうか、彼は愛しい人らしいですよ。



あらすじ(公式サイトから引用)
キャスターが斃れ契約が無効となったアーチャーだったが、再び士郎を殺さんと彼に襲いかかる。
アーチャーの真意をはかろうと間に入るセイバーだが、マスターとの契約を結んでいない状態では本来の力を発揮できない。
セイバーと士郎の窮地を救おうと、凛は契約の詠唱を紡ぐ……



アーチャーの在りようと過去を語る凛が、原作ゲームの文章朗読っぽい雰囲気でとっても良かったです。

あれは幻視だったのか、アーチャーの想いと絶望を垣間見ている凛のパートに、画面に載っている原作ゲームの地の文を思い出しました。
雰囲気がそのものという凛の語りではなかったでしょうか。
アーチャーの固有結界の映像も素晴らしかったので、なんだか無性に原作ゲームをしたくなる気持ちになってしまいましたが、涙を浮かべながら目覚める凛に、とても切なく、どこか寂しいような気持ちが湧いてくるのを覚えました。

アーチャーと士郎がどんな結末を迎えようと、凛を置いて二人が何処かへ行ってしまうような気がして、彼が愛おしいと口にした凛の包み込むような想いを、彼らが置いて行ってしまうように感じたからです。
そうはさせない決意が凛にはあるんでしょうけど、お互いに戦いで決着をつけると決めてしまった二人が、その想いに振り返る事はないんでしょうか。

どこまでも続いていた時と絶望の果てまで、凛のペンダントを持っていたアーチャー。
屈託なくランサーに凛に近づくなと言った士郎。
ツンデレで大馬鹿野郎な二人が、凛にぎゅっと抱きしめられるその日が来るのを待ちたいと思いますが、さて、ギルガメッシュやランサーも絡み出すのは必至の展開の中、波乱しか待ってない気もしますね。
予告によると、次回はランサーのマスターが登場して急展開となるんでしょうか。
凛ちゃんの愛しい人発言にきゅんきゅんしながら、次の放送を待ちたいと思います。



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