2015
06/26
金
彼のラスト・インストラクションがフジキドをチャドーに目覚めさせる熱い展開でした。
アンブッシュ(不意打ち)するユカノは、フジキドに今日の点数を求めるのが楽しいみたい。
少しニコリとした彼女がカワイイヤッターという感じですね。
そして、アンプルを手に入れるための難行を一切語らぬフジキドの素顔が今回はじめてアップになりましたが、かなりやつれたその顔に、ゲンドーソーもユカノも全てを悟ったのではないでしょうか。
チャに解毒剤を持ってきたユカノは、嬉しさと回復して欲しいという気持ちの入り混じったような表情をしていましたが、湯飲みに一瞬映った彼女の面持ちとバストが、とても柔らかく優しいものに包まれていたのを感じました。


あらすじ(公式サイトから引用)
ドラゴン・ゲンドーソー。ドラゴン・ドージョーのかつてのマスターにしてローシ・ニンジャの異名を持つ男。
だが彼はいま、タケウチ・ウィルスによって死と隣り合わせの状態にあった。
彼の元へたどり着いたニンジャスレイヤーは、ヨロシサン製薬から入手したアンプルを渡す。
解毒剤の入ったチャを飲み干した瞬間、爆音が響き渡る!
外に飛び出したニンジャスレイヤーの前にソウカイヤの刺客ダークニンジャが現れ、妖刀ベッピンを抜き放つ。
妖刀ベッピンを見たニンジャスレイヤーの脳裏に、あの夜のジゴクめいた光景が甦る。
ダークニンジャこそが、マルノウチ抗争の中で愛しき妻子を殺めた男だったのだ!
フジキドの怒りが燃え上がる!……ニンジャ、殺すべし!


待ちに待ったニンジャスレイヤーVSダークニンジャは「イヤーッ!」「グワーッ!」が最高に熱い戦いでこそ輝くのを知らしめてくれた。
でもちょっと笑ってしまうのは、まだ修行が足りないのかもしれない。
アラバマ落としを破るダークニンジャの動きは、ニンジャの眼と近代ニンジャの知識があればわかるとシチョーシャ=サンに向かって言い切るナレーションさんに、もう少しで吹くところでした。
と同時に、解説の語りと共に、グイグイ二人の対決に前のめりに見入っていくことになりましたが、窮地を迎えナラクの誘惑が始まったフジキドの前に、彼を救おうと自爆したゲンドーソーが再び現れ、最後のインストラクションを伝えるところは、思わず昂ぶってしまいますね。
そして、フジキドはニンジャソウルを使う側へと一気に駆け登り、チャドーの真髄に近づくことでダークニンジャを倒すことができましたが、敵は未だ存命し、ユカノもソウカイヤの襲撃から逃げ果せたのかはわからないままとなってしまいました。
ダークニンジャがニンジャスレイヤーの強さを知ったことで、ソウカイヤが何らかの手を打ってくるのは間違いなく、今後さらなる激戦が繰り広げられることになるのは間違いなさそうですね。
師の導きによって、フジキドは自分を失うことがついに無くなったけれど、彼とユカノにとっては大きすぎる代償でした。
愛しい妻子を失って始まった復讐は、さらに失うことを彼に引き寄せてしまうのか、ゲンドーソーは彼がキンカクテンプルの高みに立つと確信していたが、そこへと至る道すがら、フジキドは失うという縛鎖からいつになったら解放されるのか、後半のクールも楽しみに視聴して行きたいと思います。
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