
異世界でも迷わず人道支援に励む第三偵察隊のみなさんに感動しました。
難民の支援と炎龍の戦いを通して、一気に異世界のヒロインたちが揃いましたね。
エルフのテュカ、魔法を使うレレーナ、そしてゴスロリ亜神のロゥリィ様。
いずれも人道支援を迷わず選択し、炎龍を怖れず戦った伊丹にその様々な色を宿した瞳を向けていたのが印象的でしたが、倉田と伊丹の二次元好きなところをからかいながら、行き場のない難民たちの面倒を最後までみると言ってくれると思いましたって、ニコりとする黒川茉莉二等陸曹もとっても魅力的な人だったと思います。
そして難民の子供達が第三偵察隊の面々を、とっても優しい人たちだよって言うのが、現実の人道支援に励む自衛隊と重なってなんだか心に響くものがありましたが、悪行を許さないロゥリィも、かなり伊丹が気に入ったみたいですね。
ロゥリィは見たこともない軍用車輌にも興味津々な様子でしたが、いきなり伊丹の膝の上に乗る彼女はちょっぴり悪戯っ子なんでしょうか。
横で倉田が羨ましいと全男性視聴者の気持ちを代弁してくれましたが、今後も強くて怖そうなロゥリィから目が離せくなりそうです。
さておき、伊丹たちと難民に襲いかかった炎龍は、どうも左眼を矢で射たれて凶暴化させられていたようですね。
どうみても焦土戦術をとった帝国のしたことだと思いますが、帝国兵たちの姿を見せずに被害を増やし、人民が力のある帝国を頼るように仕向け、未知の敵すなわち自衛隊が来たことが全ての元凶になっている、そういう流れを皇帝が作りたがっている狡猾なものをそこに感じます。
しかし、事態の推移は、炎龍から多くの人を救い、行き場のない難民を引き取った伊丹の決断によって、皇帝の思惑通りには進まないんじゃないでしょうか。
三人の異世界のヒロインたちが合流し、難民がアルヌスの丘に迎えられたことが、二つの世界に掛かる架け橋のはじまりになって行きそうですね。
もちろんアルヌスの丘に難民を連れて帰った報告を受けた自衛隊上層部と日本の政治家、そしてアメリカが現場の第三偵察隊に何を言って来るかという不安要素も過ぎりますが、伊丹たちがそれをどう受け止め、どう選択していくのかもこの作品の面白いところではないでしょうか。
アルヌスの丘に帰還する伊丹たちに何が待っているのか、ヒロインたちの目を惹くシーンにも期待しつつ、次なる展開を楽しみに待ちたいと思います。

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COMMENT
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No.297 Mascaiさん、こんばんは。
ロゥリィ様も難民たちを救ったことばかりに目がいって、エムロイの使徒である彼女のそういう側面を捉えきれませんでした。
おかげで彼女をより魅力的に感じることができて楽しみも増えてきました。投稿者:甘エビ 2015/07/19 (日) 01:25
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No.298 No title
Mascai=やっさん
菜の花さんのところでもまったく同じ内容のコメントを
投下していましたよ?投稿者: 2015/07/20 (月) 13:28
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No.296 No title
> 悪行を許さないロゥリィ
単純に悪事を働いたからではなく、軍人から野盗に身を持ち崩した事が彼女に嫌われたようですね。兵士として戦って殺すことを彼女は咎めませんし、最初から自分の命をかけて盗賊としての職業を全うしているのであれば、彼女に愛されたでしょう。
彼女は、死と狂気と戦争と断罪の神「エムロイ」の使徒なので、戦いの中に置かれると殺戮衝動を制御できなくなってしまうようです。
「エムロイは戦いの神。人を殺めることを否定しないわぁ。でも、それだけに動機がとても重視されるの。偽りや欺きは魂を汚すことになるわよぉ。」
だから、難民が「無理やり連れて行かれて」いたなら、伊丹たちは全滅していたかも知れませんよ。
あのハルバートは、炎龍に脳震盪を起こさせる程度の威力が有るようです。