
死と断罪の神の使徒・ロウリィが伊丹に全面的に協力しちゃうみたいですね。
ゾクゾクするような笑みを浮かべる蠱惑的な彼女に、なんだか夢中になりそうです。
戦いを否定しない彼女は、イタリカの住民を守るために戦うと決断した伊丹をずいぶん気に入ったようですね。
ただ伊丹の方は、彼ら第三偵察隊を迎え入れたピニャ第三皇女が、彼らと戦うよりも交流する方が得策であると分かってもらうために、その戦闘力をこの機会に見せつけようという狙いがあるようです。
そして、予告でチラッと映っていましたが、おそらくそのために伊丹はヘリの出動を要請をしたんだと思いますが、彼はアルヌスの丘の本隊に指示を仰がず、勝手に戦うという選択をしたことを上官から怒られていましたね。
これが幕僚の柳田が言っていた、伊丹がある程度の自由な采配を行う権限を得たという事だと思いますが、怒鳴りつけていた上官も、伊丹の狙いを理解し、その要請に応じる事にしたというところでしょうか。
さておき、そんな彼の抜け目のない決断を、住民を守るためというふうに勝手に理解したロウリィが、目を潤ませて戦いに気が行く様子がなんとも蠱惑的で、荒ぶる彼女を見るのをとっても楽しみに思います。
しかし、伊丹たちを仲間に引き入れたピニャ皇女が、彼らを捨て駒として配置したのは、非常に残念な事でした。
そしてそのために自衛隊無双とロウリィの戦いが見れるのは次回になってしまいましたが、このピニャ皇女というのは、ちょっと真面目すぎるというか、皇帝に軽く見られてる自分の騎士団の事ばっかりが頭に有って、判断を間違えてしまった感じですね。
炎龍を倒した緑の人の力を事前に測ろうとしなかったり、父に認められたいだとか、まず住民を守るという肝心なところは皇女として分かっているのだろうけれど、まだまだ戦場の指揮官としては余分な事に目が行きすぎて、未熟というところでしょうか。
その辺り、野党が攻め込んだ門からは離れている場所にいる伊丹たち12人の精鋭が、ガツンと彼女の目を覚まさせる事が必要そうですね。
そしてピニャ皇女からの助けを求める声が届かない事に焦燥感を募らせる伊丹たちですが、どの時点で伊丹が救援に向かう決断をするのか、気になるところですね。
ともあれ次回は、ロウリィとヘリの戦いや、伊丹にデレてるテュカと魔導士レレイの魔力を合わせた共闘も見せてくれるんでしょうか。
イタリカ攻防戦の後半を、わくわくしながら待ちたいと思います。

- 関連記事
-
- GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第6話「戦女神の騎行」感想
- GATE (ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第5話「イタリカ攻防戦」感想
- GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第4話「見知らぬ地へ」感想
この記事と関連する記事
COMMENT
-
No.307 逆でしょうか?
テュカへの態度とかを見ているとロウリィは亜神でありながらも、愛情細やかな女の子だと思うので、住民を守ること、そして同時にピニャに力を見せつけようとする伊丹の二つの目的を、守ることは女の子として、力を見せつけることは亜神として気に入ったんだと思うので、こう書いたんですけどね。
投稿者:甘エビver.2 2015/08/01 (土) 15:35
-
No.308 No title
>皇帝に軽く見られてる自分の騎士団の事ばっかりが頭に有って、判断を間違えてしまった感じですね。
この世界で無双できる自衛隊を知っている視聴者としての観点ではなく、噂話の活躍しか知らない(しかも自衛隊にボコされた詳細を知らない)ピニャ殿下の立場で見ると、それほど間違った判断をしていないかもしれませんね。
むしろ、囮として使えると判断する程度には評価しているかと。
如何に捨て駒でも、あっさり突破されては不味いわけですし。
ピニャ殿下は部下のノーマも前衛に配置し、ある意味囮にしているんですよね。
むしろ、勝つための最善の策を実行するために非情な判断をできる怖い指揮官とも言えます。投稿者:ABS 2015/08/01 (土) 23:46 [ 編集 ]
-
No.309 なるほど。ありがとうございます。
コメントをいただき、ピニャ殿下の采配を彼女の視点で見てあげればよかったと気づかされました。
自分の感想はそういう別視点や別の立場に立って作品をみるところがあるのが良さだと思っていたのに、何時の間にか大切な事を見失っていた気がします。
もう一つのコメントもそうですが、今回の感想は書き方や見方で足りないところがあったので、次に活かせるようにします。投稿者:甘エビver.2 2015/08/02 (日) 00:38
MESSAGE
TRACKBACK
この記事にトラックバックする (FC2ブログユーザー)
-
評価 ★★☆ ゴブリン以下よ!(意味深)
パンがなければイナゴを食べればいいじゃない 2015/08/05 -
テュカ(CV:金元寿子)たちが集めた龍のウロコを売るためと、イタリカの街の調査にやって来た伊丹(CV:諏訪部順一)たちが見た物は、またしても黒煙でした。 どうやら、アルヌスの丘で生き残った残党兵たちが野盗化してイタリカの街を襲っているようです。 ここでは、帝国の皇女・ピニャ(CV:戸松遥)が指揮を執って野盗たちと戦っているようですが・・・ ピニャにしてみれば、自分の思うよう...
ぷち丸くんの日常日記 2015/08/05 -
むせる。レレイが「装甲騎兵ボトムズ」を知ってるはずもありません。単に双眼鏡の使い方を間違えただけです。 ああ勘違い。イタリカが攻められている→異世界の軍隊か!と思って来てみれば盗賊だった。違うのね、じゃあさよなら。とも言えずに加わってしまったと。 ここに商売にやってきた伊丹達。しかし絶賛防戦中。帝国の姫と自衛隊。本来なら敵同士なんですが成り行きで協力という流れです。 姫...
こいさんの放送中アニメの感想 2015/08/02 -
GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第5話『イタリカ攻防戦』 感想(画像付) イタリカを守るピニャと伊丹たちは初対面。 自衛隊の能力を見せれば、帝国との戦いを回避できないか。 防衛戦に参加する伊丹たちだが…。 ピニャ姫本格登場ですが、すでにダメ姫ぽいオーラが出てますね(^^; 理想は高いけど、実力が伴わないタイプですね。
空 と 夏 の 間 ... 2015/08/02 -
ピニャから漂うポンコツ感・・・
ゴマーズ GOMARZ 2015/08/01 -
第5話「イタリカ攻防戦」 竜のうろこを売りにお出掛け~ コンパスに興味津々のレレイ。 好きこそ物の上手なれでレレイの知識は後々本当に役に立ちそう。 テュカは黒川をチラ見。エルフってバイなんだっけ? 気になるのぉ?ロゥリィエロいw
いま、お茶いれますね 2015/08/01 -
第5話 イタリカ攻防戦 翼竜の鱗を売るためにイタリカに向かう伊丹たち。レレイはコンパスにも興味を覚える。 しかし、眼前に煙が立ち上るのが視えた。嫌な予感しかしない。 ロゥリィは血の臭いがすると嬉しそう。 イタリカは野盗に襲われ、ピニャ王女の騎士団が必死に防衛していた。連合軍の敗残兵が野盗化したのだった。 到着した伊丹たちは現地人のレレイ、テュカ、ロゥリィを 交渉役に向かわせる。ピニャ王女は自...
ぬる~くまったりと 2015/08/01
No.306 No title
>イタリカの住民を守るために戦うと決断した伊丹をずいぶん気に入ったようですね
違う違う、逆。