がっこうぐらし！ 第5話「であい」感想

揺れた！今、揺れたよね。
りーさんのおもちも揺れる水着＆悲鳴が出そうな緊迫回でした。

映画を観るゾンビたちは怖かったですね。
小さなライトの光を頼りに、くるみが薄暗いモールの中を進もうとするだけで、物陰からゾンビが出てこないかとゾクゾクしてきますが、お話が進むに連れて、そんな緊張感も恐怖で塗りつぶされていくようでした。

開かないようにしてあった映画館の扉に興味を持ったくるみが、中を覗いたその先で、不気味な声を上げながら振り返るゾンビたちのシーンには、きゃぁあああ！と声を漏らしそうになりましたが、
驚いた様子のくるみの表情や目の動き、そして焦ってその場から離れようとする彼女に、大丈夫なの！？と緊張でいっぱいになってしまいました。

そして、くるみたちの声やその物音を耳にしたみーくんは、彼らの姿を追おうと脱出の覚悟を決めますが、そこからは完全にゾンビ映画してましたね。
追い詰められたみーくんが一旦はピアノの上に逃れたものの、手を延ばし、彼女目指して群がってくるゾンビたち。
もうダメ！とばかりに目を覆いたくなりましたが、助けに走るくるみにも危険が迫っていて、まさに手に汗握る感じだったんではないでしょうか。

モール散策の際に、りーさんが含みを持たせていた防犯ブザーが、このタイミングで皆の窮地を救った事にホッとしましたが、興奮冷めやらぬ感じで流れ出したエンディングを見つめるばかりの視聴となりました。
原作既読ですが、作りが良いというか、ここまでやってくれるとは思っていなかったので、見終わってから、なんとなく嬉しさも湧いてきます。

さておき、ゾンビと面と向かって遭遇することで、ゆきの見ている夢想の世界に現実が割り込んできましたが、彼女が本当の世界の姿と向き合うのは、いつの事になるんでしょうね。

原作を色々と編集しつつ進んでいる感じなので、最終話でそれを持って来るのか気になるところですが、それまで今回のように水着パートを織り込んだり、がっこうで暮らす彼女たちの可愛いシーンもたくさん見たいと思います。
ともあれ、時間軸が四人揃った時点に戻った次回に期待ですね。