
ゴスロリ聖下は舞い降りた。
ヘリも凄いが、ロウリィとクリちゃんこと栗林二等陸曹の近接戦闘も凄かった。
ちょっぴり悶えすぎなロウリィでしたが、戦場で死んだ者の魂魄が彼女を通してエムロイの元に行く時に、媚薬のようなものが効いたようになるというのはずいぶんえっちいですね。
そしてそのことをレレイが伊丹に説明していましたが、これはみんなが知ってることなんでしょうか。
いずれ、ロウリィのことをさらに詳しく描いたエピソードを見てみたいところですね。
さておき、ヘリ部隊の皆さんは地獄の黙示録で使われたワーグナーの曲まで用意して、今から迎える実戦にノリノリな様子でしたが、伊丹の思惑通りに、その破壊力が一方的すぎるのを見たピニャ皇女が恐怖を感じていましたね。
そして戦後処理の際に、捕虜の扱いについて人道的に扱うようにという自衛隊の求めに驚いていたようでしたが、交流を持つのが目的である伊丹たちの、この人道的にというのが、この後、いろんな場面で効いてくるんじゃないでしょうか。
それにしてもロウリィとクリちゃんが動く動く!
亜神のロウリィが人間離れした自在な攻撃を見せてくれましたが、クリちゃんあなたはいったい何者ですか?
まるで格闘ゲームでコンボを決める猛者のような動きに驚いてしまいました。
そして、この伊丹率いる第三偵察隊は、初回で何処かの隊員が寄せ集めみたいな事を言っていましたが、クリちゃん1人をとっても、レンジャーではなくテロ対応や敵地に人質救助に向かうような特殊訓練を受けた隊員なんじゃないかと思えたり、なにか底がしれない実力者たちの集まりのように思えてきました。
大筋としては一方的な虐殺となりましたが、盗賊と化した群れの指導者がロウリィのハルバートに串刺しになった時、これを戦いと呼ぶのか!?と彼女に向かって問いかけました。
しかし、ロウリィは眉ひとつ動かさずに、ただ滴り落ちる血をその顔で受けている…。
元々、死と狂乱を求めた者が、死と断罪の神の使徒であるロウリィ自身に死を賜ったのだから、歓喜の内に死ぬべきなのに、最後に自分の行いを忘れたようにものを言う彼は、今更何をか言わんや、ロウリィ聖下から一言ももらえないのは当たり前じゃないでしょうか。。
個人的にはこのエピソードで一番好きなシーンでしたが、彼に向けたロウリィの瞳の冷たさにゾクリと悶えそうになりました。
ともあれ、最後に薔薇の騎士団に捕まった伊丹がこれからどんな目に合うのか、おそらく人道的にというのが展開のキモになると思いますが、お笑いの担当もこなす主人公の活躍を楽しみに、次回を待ちたいと思います。

ロウリィちゃん白なのか…ゴスロリに白パンとはまた粋な亜神ですね。
- 関連記事
-
- GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第7話 皇女の決断 感想
- GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第6話「戦女神の騎行」感想
- GATE (ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第5話「イタリカ攻防戦」感想
この記事と関連する記事
COMMENT
-
No.313 はじめまして、ABSさん。
ロウリィのことをよく見られていますね。
彼女の行動と内面については、私も全くの同感です。
こういうキャラがいるから作品に人気も出るんでしょうね。投稿者:甘エビver.2 2015/08/10 (月) 07:38
MESSAGE
TRACKBACK
この記事にトラックバックする (FC2ブログユーザー)
-
イタリカの街で盗賊との戦闘に参加することになってしまった第三偵察隊。 しかし、盗賊が攻め込んで来たのは、伊丹(CV:諏訪部順一)たちが守る南門ではなく東門でした。 門を突破されて、出せる兵も尽き、ピニャ(CV:戸松遥)は茫然となってしまいますが・・・ 一方、伊丹たちと南門にいたロゥリィ(CV:種田梨沙)に異変が・・・ 戦闘で死んだ者たちの魂が彼女が仕えるエムロイの...
ぷち丸くんの日常日記 2015/08/12 -
そしてグロウリィへ。情けや容赦はありません。 ワーグナーのCDを用意してあります!!俺が!いや俺が!いやいや俺が!!我も我もと出撃を志願する自衛隊。そんな中ヘリ部隊に白羽の矢。完全に地獄の黙示録のパロディ。というか名場面再現したくてウズウズしている模様です。 現場では騎士ノーマが討ち死に。この人原作でどうなったか分からなかったけど、死んでたんだ。恐らく薔薇騎士団初の戦死者。名のあ...
こいさんの放送中アニメの感想 2015/08/09 -
GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第6話『戦女神の騎行』 感想(画像付) 圧倒的な自衛隊ヘリ部隊の火力に、イタリカを襲った盗賊は殲滅! ロゥリィちゃんも戦女神な戦いぶりでした(笑) 自衛隊の脅威を目の当たりにしたピニャは戦慄…。 帝国との和平交渉を担うキャラになるのかな?
空 と 夏 の 間 ... 2015/08/09 -
戦闘かっけぇ!!
ゴマーズ GOMARZ 2015/08/08 -
第6話 戦女神の奇行 第3偵察隊から救援要請が届いた。速度の面からも第4戦闘隊に出撃を命じる。大音響のスピーカーとワーグナーの準備も完了です。 盗賊たちが被害門を突破して侵入してきた。ピニャ王女には既に指揮能力など皆無だった。町民の志願兵も戦うが軍崩の盗賊には叶うはずもなかった。 ロゥリィが悶え苦しみ始める。先頭で亡くなった死者の魂魄が彼女に届くらしい。解消するには戦いに身を任せるしかないら...
ぬる~くまったりと 2015/08/08 -
第6話「戦女神の騎行」 どう見てもオーバーキルです、ありがとうございました。
いま、お茶いれますね 2015/08/08
No.312 No title
>最後に自分の行いを忘れたようにものを言う彼は、今更何をか言わんや
ピニャが指揮していたからまだマシな組織的抵抗が成り立っていたものの、基本、元正規兵(盗賊)による民兵(市民)に対する一方的な殺戮なんですよね。
それが重火器を持った自衛隊により、立場が入れ替わっただけで、「こんなの戦いちゃう!」なんていうのは、中々自分勝手な言い分です、襲われた市民にとっては。
このあたり、ロウリィ聖下はお仕事として「死と断罪の神の使徒」をやっているけれども、実は・・・といった内面が垣間見える気がします。
これまでのところ、避難民を襲った夜盗を攻撃、コダ村の集団避難の護衛している第三偵察隊への助力(というより、むしろ当初は監視目的?)、アルヌス避難キャンプの面倒を見る、と基本弱者の味方としての行動しかしていませんし。