2015 08/14 金

だんちがい第6話「六号棟姉妹のかけ算」感想

なんでも(お勉強)教えてくれるお姉さんが大好きです。

夢月ならかなり優しく教えてくれそうな感じですが、次女の弥生に教えるところを見ていると、彼女のおっとりした性格のせいなんでしょうか、目の前で全部問題を解いてしまって教えるのにはあまり向いてないようですね。

しかし、せっかくなんでも教えてあげると言う夢月を、晴輝も弥生もフってしまうとは、なんて勿体無いんでしょうか。
残念そうに指先で太ももをくりゅくりゅする夢月に、クラクラしそうになりますが、晴輝はそんなお姉さんに照れていたところがあったのかもしれませんね。

さておき、テスト勉強をしていた弥生から勉強を教えてと頼まれた晴輝。
珍しく素直な妹の頼みに嬉しそうにするお兄さんでしたが、彼の見たてによると、弥生はかけ算ができていないところがある事で、結果テストの問題を間違えているということでした。

そんな和気あいあいとした感じで勉強に勤しむ二人がとても微笑ましくて、この作品ならではの賑やかしくも平穏なものに、ほっこりニヤニヤできて心が緩む感じです。
けれども、そこに双子ちゃんたちが、今まさに弥生が勉強中のかけ算のテストで満点を取ったと報告に現れ、姉として立つ瀬の無い弥生の反応が面白かったです。

そして締めくくりに、コケちゃった晴輝が弥生相手にラッキースケベ体勢となり、それを見た夢月が真っ白になるというオチに、いろんな事考えちゃいますね。
晴輝の前でだけ気が緩むお姉さんの胸中や如何に。晴輝は私のものとか言ってくれるとご褒美なんですが、ついそんな妄想もしてしまう楽しいエピソードだったと思います。