2015
08/30
日

歌女として羽ばたく夢のある限り。
いつからこれが劔だと思っていた!ファラの使う哲学兵装・ソードブレイカーによって窮地に立った風鳴翼は、抜剣したその身から赤い炎を翼のように広げ羅刹零ノ型で決着をつける。
しかしその身に纏うギアは黒く、青いはずの炎も赤く染まっていたのは、彼女が父・八紘のこれまでの仕打ちに胸を痛めて来たからでしょうか。
しかし、マリアに叱責されることで父親の変わらぬ愛に気づいた翼が、これからもSAKIMORIとして、そして歌女として羽ばたき続けてくれるだろう強い笑顔に、彼女らしいスカッとしたものを感じました。
さすが先輩ですね。父親と自分の想いを奏に報告したら、きっと彼女も喜んでくれるんじゃないでしょうか。
さておき、一方でファラに風鳴家に立つ要石を破壊させ、自らはレイアを率いて海底の聖遺物保管施設に現れたキャロル。
彼女の行動はレイラインを活発化させるためのフォニックゲインを狙っての事と思いますが、そこにイグナイトモジュールが絡んでいるのは間違いなく、シンフォギアちゃんたちが施設に現れるのも織り込み済みで動いているんでしょうね。
ただ現れたクリスと切調相手では、前の個体がその錬金術に使うエネルギー、すなわち過去の記憶を多量に消費してしまった事で、荷が勝ちすぎる戦いになってしまった感じです。
そして、響との戦いで自ら死を選んだのもかなり彼女にダメージを与えているようで、以前のオトナ化も伴ったギアも出せず、そのままクリスたちにやっつけられる寸前まで行ってしまいました。
ここからですね。思いっきり吹いてしまったのは…
ウェルウェルウェルウェルカムーーー!ウェル博士登場におったまげましたよ。
なんという展開でしょうか。彼の登場にびっくりしたようなキャロルの顔が印象的でしたが、軽々と視聴者の予想の上を飛んでいきますね。
それがシンフォギアの面白いところなんですけど、まさかウェル博士はこれからキャロルの父親ポジションに収まるのではないかという変な予感も過って来ました。
と同時に、彼が戦いを波乱に満ちたものにしながらも、不器用な親と娘たちの手をつなげてくれる起爆剤になってくれたら良いなと少しばかり期待しています。
ともあれ、マリアと同じくキャロルが彼にシバかれないことを心配しつつ、次回を楽しみに待ちたいと思います。
そして響に向かって、ちっともへっちゃらじゃないと泣きそうに言っていた未来の心配が、報われるエンドを迎えてくれると良いですね。

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EPISODE 09 夢の途中 復活したキャロル、未だ完全ではなかったが 世界崩壊を急ぎ出撃する。父からの電話には応答しない響、検査入院する。 東京を守る龍脈上の神社仏閣が壊されていた。キャロルの狙いは龍脈、レイラインの活性化のようだった。風鳴八紘の屋敷にもレイラインを守る要石がある。そこは翼の生家でもあった、守護に向かう翼とマリア。オートスコアラー、ファラが出現する。彼女の哲学兵装、ソード...
ぬる~くまったりと 2015/08/31
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