2015
09/07
月

フェンリルから見捨てられた少女との再会が嬉しい熱い回でした。
レンカとアリサを保護したものの、戦力にならない二人を連れて本部に戻るのは無理だと判断したリンドウ。
そうして彼は樹の生い茂るある山を指差し、ひとまずそこへと三人は進むことになるのですが、普通ならアラガミに捕食されて樹々がそんなに沢山残っているはずがないとレンカは不思議がっていましたね。
やがて山に生える樹々が実はアラガミの一種であり、それがアラガミを喰うという「偏食」をレンカは目にすることになりました。
実はこの偏食の発見がゴッドイーターの神機を生み出す元になっていて、サカキ博士たちのパートではオラクル細胞が避けていた点のようなものがその原点といったところでしょうか。
アニメ版ではまだその名前すら登場していませんが、それがやがてアンプルや神機を生み出す事に繋がり、神機使いがアラガミと戦える能力を身につけ、それを維持できるようになっていく事になるのは、なんとなく想像がつくと思います。
さておき、ここ数話に渡って難民は助けられない、そしてレンカとアリサはやられっぱなしという状況が続いて、この世界は厳しい事ばかりだと感じる陰々滅々としたエピソードばかりでしたが、それを見事に少女の笑顔がひっくり返してくれましたね。
あの時のお兄ちゃんだー!とまったく恨む様子もなく再会を喜ぶ少女に、目頭が熱くなるのを覚えました。
そして、フェンリルが受け入れなかった人々の里作りにリンドウが大きな尽力ををつくしていたことも救いでしたね。
しかしやがて、大型のアラガミに襲われる事となったその里を、リンドウはレンカに誰も死なせないで守れと命令します。
そして、その命令を折れた神機を使わず遮二無二果たそうとするレンカへと、絶体絶命の状況の中でアンプルを投げた少女には心が震えました。
まさに、なぜゴッドイーターになろうとした?というリンドウの問いに対する答えを少女が身をもってレンカに見せてくれたようで、そこからの神機復活とダムの放流の凄まじいほどの作画が相まって、かなり興奮してしまいました。
今までの鬱憤を晴らすような熱い展開になったんではないでしょうか。
レンカも原点に戻れた感じだし、リンドウも相変わらずの憎い活躍を見せてくれましたね。
兎に角も、次回からのゴッドイーターに期待したいと思います。

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COMMENT
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No.326 エミマルさん、こんばんは。
今期の放送で最後まで行けなかったら、期間を開けてもいいのでガールズ&パンツァーみたいに後日何処かで放送してくれたらと思います。
そして博士たちの研究については、もう少し早いペースで進めて欲しかったです。
何かを避けるオラクル細胞とか、アンプルとか映像で見せてくれるのはいいんですが、ゲームしてない方にはその結びつきが想像しにくいかもと思いました。
ゲームしてても、アンプル便利になったなと思うところもありましたが…。投稿者:甘エビver.2 2015/09/07 (月) 21:28
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ぬる~くまったりと 2015/09/07
No.325 No title
こんばんは、本当に少女の存在はレンカにとっても視聴者にとっても救いでしたね。話の中の役割としてもとても良かったと思います。
それにしても話が進まないですね。ゲームをやってない人にとってはネタバレになってしまうかもしれませんが未だにリンドウと一緒にいるとは思いませんでした。
来週もまた特番ですし、本当にどこまでアニメをやるのか分からなくなってきました。これだけ特番を挟みみながらだと1年くらいやらないと最後までいかないのではないかと思います。