2015
09/11
金

光とさっちゃんのいい話は茜様がまとめたようです。
茜はさっちゃんに会いたかっただけで、特に目立った活躍は無かった気がします。
頃合いを見て光が王家の娘と云うのを公表するのは、芸能プロダクションであらかじめ決めていたようですね。
そして人気が出て来て今がその時とマネージャーから言われたのをきっかけにして、光は自分が王族の一員であるをいつまでもさっちゃんに話さないのは、結果的に彼女に嘘をついてしまっている事だと悩み始めます。
一方、さっちゃんは光と一緒にステージに立つことに、今までにない充実を感じ、どこかナーバスな雰囲気を醸し出した光をどうしたのかな?と思い始め、やがて事務所で光が王家の娘であることを内緒にしていた事を知ってしまいます。
こうして二人の間に、なんとも微妙な空気が流れ始めますが、ここまでは茜の絡みはありませんでしたね。
たまたま二人のコンサートを控えた時期に女性スタッフさんが病欠になったので、その代わりの役目を貰った茜でしたが、彼女だけが信じる例のメガネ片手に、王家の娘とはバレないから大丈夫と言い出す茜が面白かったですが、今言わないと後悔すると、さっちゃんに全てを話し出した光と彼女が、さらにお互いを認め合い親密になるいい話でしたね。
そしてなぜか、そのいい話をまとめるナレーションが茜になってたのは、美味しいとこ取りした彼女にニヤニヤするところだったんでしょうか。
たださっちゃんに会えてラッキーだった茜の笑顔も、ステージに向かう光とさっちゃんの清々しさも、心地よく感じるエピソードだったと思います。
さておき、後半は兄貴大好き奏と、その兄・修のラブラブストーリーでしたが、お話の入りは奏の修に対する思いが語られて重い話になるのかと思っていたら、佐藤さんをちゃっちゃと送ってしまった修が奏のところに現れてから雰囲気が徐々に変わり始めていった感じでした。
瞬間移動で佐藤さんを送った修が、奏からそういう時は歩いて送り届けるものよと指摘されるのは、いかにもいつもの二人の雰囲気でしたが、奏の自分への思いを気づいてる修がそんなに思いつめるなという感じの事を言い出したので、悲しくなった奏が急に走り出し、突然落ちて来た鉄骨に潰されそうになってしまいます。
しかし、修が瞬間移動で彼女を間一髪救い事無きを得たのですが、なんでお兄ちゃんは我が身を顧みないでそんな事するのって奏は泣いてしまいましたね。
それでもそれが兄というものだから、お前が不公平だと言おうがいつだって妹を守ると言う修。
これには奏の涙の色も、辛さから幸せの色に変わってしまったんではないでしょうか。
頬を染めながら兄を見る奏がとっても可愛いかったですね。
そしていつまでも彼女をおぶるのをやめない兄を、今まで以上に大好きになり、ついその背中で弾けてしまう彼女が幸せでいっぱいなのを感じる、ラブラブほっこりストーリーだったと思います。
いつも強気な役回りや、陰謀ありきな表情でお話を盛り上げてくれている奏ですが、今回やっと見せてくれた素の彼女は、とっても可愛い妹でしたね。
もし私が国民なら、彼女に一票を投じたいと思いました。

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