
ダークエルフのヤオ・ハー・デュッシが登場。
里を襲った手負いの炎龍退治を頼もうと緑の人を探す彼女は早速やらかしていましたが、ひょっとしてピニャ皇女に近い女の子なのかな?
ヤオの頭上を駆けて行ったのはF4ファントムでしょうか、戦闘機まで持ち込んでるアルヌスの開発スピードに驚きましたが、炎龍退治を頼もうとしている彼女にとっては頼もしく見えたでしょうね。
そして、これで仲間を救う事ができると、感極まる彼女がとても印象的でしたが、発展するアルヌス周辺の新興地域にある酒場で伊丹とロウリィにばったり出会い、彼が目当ての緑の人とは知らずに剣を向けてしまったのは、彼女の今後を占う上での大きなヒントになっていたかもしれませんね。
褐色の美人エルフで、その上CVがエロースな女性役も演じれる日笠さんという事もあって、過度な期待をしてしまいますが、ロリに酒を飲ませていると伊丹のことを思い込み、いきなり怒鳴りつけて剣を抜いたり、ちょっぴり早とちりというか、ピニャに近い匂いを感じたりしました。
その辺り、彼女がどんなダークエルフちゃんなのか、次回からさらに描かれると思いますが、まさか伊丹がお酒を飲ませていたのではなく、ロウリィが酒の力を利用して伊丹の貞操を狙っていたとは、夢にも思わなかったんでしょうね。
しかも自分の後ろに隠れながら助けてー!と叫ぶロウリィが亜神と知ったら、かなりびっくりするんじゃないでしょうか。
ノリ過ぎなロウリィも面白かったですが、生の充実が…と語り出した彼女がなぜ全裸イメージだったのか、それ生の字が違うんじゃないの?と思いながらも、その大胆なシーンに目の保養をたっぷりとさせていただきました。
さておき、異世界から来た自衛隊の知識が無いために、イタリカ攻防戦で伊丹たちを捨て駒にするという判断をしてしまったピニャ皇女も、戦力そのものの差や日本を見たことによって、講和に動き出した彼女が本来の力を発揮し出した様に感じます。
そして日本の側も外務省から人を派遣して、主戦派と講和派に分かれた帝国において、あらゆる方法でピニャ皇女に味方してくれる人物を増やそうとしたり、頑張る彼女がその成果を手にする日が楽しみに思えてきます。
ただ問題となるのは、狡猾そうな皇帝がこのまま黙って見ている事は無いだろうところと、講和を目指す日本の側も、異世界交流の独り占めを好ましく思わない国々からの揺さぶりが続きそうなところでしょうか。
異世界も日本も、双方に相反する者たちが存在し、その軋轢や衝突のなかで、ピニャ皇女や伊丹たちが現地の当事者として、どんな未来を築いて行くのか、その辺りが今後の見どころになってきそうですね。
それにしても手負いの炎龍って、テュカの里を襲い、難民たちを助けようと伊丹たちが戦った炎龍の事なんじゃないんでしょうか。
だとしたら頼まれた伊丹たちはものすごく断りにくいと思いますが、さて、シビリアンコントロールが基本の自衛隊が出す、ヤオのお願いへの回答はどんなものになるんでしょうか。
GOサインを司令部が出してくれたら良いんですが、もしそうではない場合、伊丹たちはどうするんでしょうね。
ともあれ、今回はヤオから逃げてしまった伊丹と彼女が一刻も早く再会し、ワンクール目のヤマ場に向けてお話が走り出すのを楽しみにしたいと思います。

- 関連記事
-
- GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第12話「伊丹なら」感想
- GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第11話「来訪者」感想
- GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第10話「絶望と希望」感想
この記事と関連する記事
MESSAGE
TRACKBACK
この記事にトラックバックする (FC2ブログユーザー)
-
日本の人たちに拍手喝さいを浴びて見送られた伊丹(CV:諏訪部順一)たちと特地チームの面々。 自衛隊のアルヌスの難民キャンプは、段々人が出入りするようになり、町のような様相をなして来ました。 酒場のウエイトレスさんたちは、コスプレのような耳や尻尾付きの人たちですね。 一方、ピニャ(CV:戸松遥)は、日本との講和に向けて動き出していました。 元老院は戦いを続けよう...
ぷち丸くんの日常日記 2015/09/16 -
GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第11話『来訪者』 感想(画像付) ポンコツ不幸なダークエルフ・ヤオちゃん登場。 一族を炎龍から助けるため、自衛隊に助けを求めに来るが…。 そうと知らず伊丹とロゥリィに敵対してしまう。 もうなんか間が悪い子(^^;
空 と 夏 の 間 ... 2015/09/13 -
新キャラが続々・・・・
ゴマーズ GOMARZ 2015/09/12 -
評価 ★★ それは厳しすぎます……
パンがなければイナゴを食べればいいじゃない 2015/09/12 -
ここからは未知の領域=原作を読んでおりません。ネタバレしようが無いのでのびのび紹介できますね。 難民キャンプが街に!本来難民生活は辛いもの。不便不自由そして物資の不足があるからです。しかし自衛隊の難民キャンプは一味違うと。まあ民衆は湧いてくるものとしか思ってない専制国家に比べたら遥かに住みよいでしょうし。しかし何もなかったはずの丘周辺に立派な石造りの建物があるのにはビックリした。...
こいさんの放送中アニメの感想 2015/09/12 -
第11話「来訪者」 日本から特地に戻った伊丹たち。 アルヌス避難民キャンプは平和な日々。周りには人が集まり、町が出来て来ました。
いま、お茶いれますね 2015/09/12 -
第11話 来訪者 5ヶ月が経過してアルヌスの駐屯地周辺には交易を 求める人々が集まり町が出来ていた。 外務省官僚の菅原浩治はピニャ殿下と共に 講和条約締結のために貴族たちと会席していた。元老院は主戦派と講和派に分かれている。講和派は、これを気に皇帝から実権を元老院に取り戻そうとしている。自衛隊には穏便に門の向うに帰ってもらいたいと考えている。だから直ぐにでも講和が締結できる。狙うのは主戦派で...
ぬる~くまったりと 2015/09/12
COMMENT