2015
09/16
水

アインズ様と絶対に別れたくないアルベドが美しくも可愛い。
シャルティアの洗脳と停止が、異世界のワールドアイテム使用によるものと見抜いたアインズは、かつてギルドの仲間が去る際に自分に託した、彼らの装備品を取りにナザリック地下大墳墓の宝物殿を訪れる。
そしてそこにはぶくぶく茶釜さんをはじめとする、ギルドの仲間を模したゴーレムが居並んでいるのだった…。
宝物殿で彼らを出迎えたパンドラズ・アクターに、自分の黒歴史だと恥ずかしく感じてしまうアインズは、ミニアニメぷれぷれぷれあですのノリで面白かったですが、ハイテンションでトリッキーなキャラも演じる宮野さんがCVだったのはピッタリな配役だと思いました。
自分が作っておきながら、言いたい事わかるよねって感じで敬礼はしなくていいと言うアインズに笑いそうになりましたが、アルベドとユリに向かってお嬢様と呼んでしまうパンドラズ・アクターは怖いものとかないんでしょうか。
ジロッと彼を見る淑女二人が、もしアインズ様がその場に居なかったらと思うと、常に地雷を踏んで行くキャラっぽくて、なるほどこれは黒歴史だとちょっぴり納得しました。
さておき、アインズにとっては懐かしい仲間たちの姿が並ぶ宝物庫でしたが、彼らによって生み出されたアルベドにとっては創造主たちの眠る墳墓のようなものだったのではないかと感じました。
その上ひとつ空いているゴーレムの置き場に、いずれ私の像が置かれるみたいな事をアインズが言い出すものだから、アルベドがむちゃくちゃ悲しそうな顔になってしまいましたね。
そして、最後までこのナザリックに留まり自分たちの前から居なくならないで下さいと、自らの命すら顧みないで懇願するアルベドが、なんとも切なく愛らしいと感じました。
結局なぜ帰らないかの説明を丁寧にするアインズにほっとしたようでしたが、必ずシャルティアとの一騎打ちに勝利して必ず帰ると言う彼に、ますます惚れてしまったんではないでしょうか。
涙を浮かべ、アインズに目尻を優しく拭われたアルベドは、いつもより美しかったと思いました。
とどのつまり、シャルティアを今の状況から開放するために、真祖である彼女を殺す決断をしたアインズですが、階層守護者たちに創造主の装備品を渡すというのは、この異世界のワールドアイテムの力によってシャルティアを追い込んだ者たちをかなり警戒しての事でしょうね。
そして同時に、シャルティアが戦闘に特化し、信仰系の魔法を使うアンデッドにとっては不利なスキルを持つことが、アインズとアルベドをはじめとする階層守護者たちには周知の事実であり、いつ彼女の脇から伏兵が飛び出すかもしれない状況を孕む中、一騎打ちが最善の方法と決断したアインズが主人公らしく思えますね。
彼の身を案じるアルベドに向かって、戦いの雌雄は性能で決するのではないのを見せてやる!と不敵に語るアインズにわくわくしてきました!!
いったいどんな戦いとなるのか、次回を楽しみに待ちたいと思います。

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第11話 混乱と把握 シャルティアの居場所が判明、手にはゴッズ級アイテム。そこまで追い込まれていたのかと考える。ナーべからの連絡でご冒険者組合長が緊急の面会を 求めていることを知る。議題はエ・ランテル郊外に出現したヴァンパイヤの件だった。 他の冒険者3名と共に話を聞くアインズは自分が探し求めていた ヴァンパイアだから任せて欲しい、報酬もオリハルコンクラスにと 先に全てを取り決める。 アインズ...
ぬる~くまったりと 2015/09/17
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