2015
09/17
木

アドレットさん、そこちょっと代ってください。
豹変したナッシェタニアに上から見下ろされるのもいいかもしれない。
霧発生の謎解明まで進み、あとは霧幻結界の本当の発動方法と偽勇者の正体がアドレットから語られるのを待つばかりですが、チャモとハンスをどうして傷つけたのかとキレたナッシェタニアの魅力が急上昇というか、見ててゾクゾクしてます。
そしてアドレットを追い詰めていく彼女と、彼を逃がそうとするフレミー対ゴルドフのせめぎ合いのシーンはカットの変化が豊富で、迫力もあったんじゃないでしょうか。
ナッシェタニアの刃とアドレットがそれから逃れる動きと、フレミーの撃った弾丸をガチンと受け止めたゴルドフが急接近してくるところは特に面白かったと思います。
さておき、霧の発生については第9話の予想がほぼ合っていてホッとしましたが、もともと海から水分を多く含んだ空気が入りやすい土地である事を利用して太陽の聖者リウラに気温を上げさせ、放射冷却によって発生させたというものでした。
そして、追われてボロボロになったアドレットがそれを語ってくれましたが、彼が師匠から科学の手ほどきを受けていた事と、太陽の聖者リウラを知っていなければ、彼はこの解答にたどり着かなかったかもしれませんね。
しかしその事すらも、そしてリウラを飲み込んでいるだろう凶魔の場所に行き着いたのも、彼が世界最強の男だからこそ巡ってきた事象で、なるほど俺はやはり世界最強の男だと笑う彼がなんともかっこいいと思いました。
後半に入った頃から、そういう彼のアイデンティティに面白さを感じてますが、そこに惚れちゃったのがフレミーちゃんじゃないでしょうか。
彼を庇い、それでも結局血を流して倒れてしまったアドレットに悲鳴を漏らしそうなフレミーが女の子していましたが、男前の戦闘との落差もあって、いっそう可愛く感じます。
そしていよいよアドレットさん終了という場面でチャモとハンスがニコニコしながら現れた時は、もうちょっと早く来てくれよ!とアドレットの感情そのままに思ってしまいましたが、あそこは笑うところだったんでしょうか。
ともあれ、霧の発生が勇者たちを惑わそうとする凶魔の仕業であった事が明らかになり、ナッシェタニアも我を取り戻して、さあ偽勇者は誰か?というところですね。
多くの方が誰それが七人目だと様々な考察をされていますが、ついにアドレットから語られる偽勇者の正体を楽しみにしたいと思います。
その時、感情を剥き出しにしていろんな表情を見せてくれたナッシェタニアがどんな顔をするのか、個人的に一番興味のあるところです。

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