DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION 3RD DAY 不穏の火曜日I 感想

物語を彩る悪魔使いの主人公達がいよいよ出揃いました
七体のセプテントリオンを倒さなければ、滅んでしまう人の世界
いったいこのうち何人がサバイブする事ができるのか、そして勝利の鍵は何処にあるのか、目の離せない展開が続きますね
結構早足な感じなので、置いていかれないように各主人公の設定などもしっかり押さえておきたいところです
それでは、デビルサバイバー2第5話「不穏の火曜日I」の感想です



今回のポイントは、力の強い者が束ねる実力主義の世界を目指すヤマトと
それに対して、反感を持つ者と疑問や抵抗感を持ちつつある者が区分けされた事でしょうか
ヤマトが嫌われたり、孤立無援になればなるほど、私は燃えてくるのてすが、憂う者であるアルコルによれば、幼い頃のヤマトは「輝く者」であったとか
人ではないと思われるアルコルが何を求めて、ヤマトの前に現れたのか
それこそがサバイブする全ての鍵を握っていると考えて間違いないでしょう

: 人物別にまとめ
［ マコト/迫 真琴 ］イオとダイチをヒビキの居る名古屋に行けるように、それとなく手配した
ヒビキを追い詰めすぎたのではないかと意見するが、ヤマトへの忠誠心ゆえに大きく悩みを抱える事になる

［ ダイチ/志島 大地とイオ/新田 維緒 ］ヒビキを追って名古屋へ。原作ファンに人気のダンボール維緒ちゃんをお披露目。名古屋のとある公園に現れた悪魔達をキクリヒメで撃退するも、大挙して迫る悪魔達を前にして危機的状況に陥るが、突如、朱雀を従えたヒビキに救われる。その際、ヒビキに懸命に呼びかけるイオだったが、ヒビキはすぐさま姿を消してしまう。その後、ヒビキの元へ連れて行ってもらおうと名古屋支局を占拠したレジスタンスと合流する

［ ロナウド/栗木 ロナウド : 召喚悪魔・ハゲネ ］名古屋支局を占拠したレジスタンスのリーダー。元ジプス局員だが、元々の職業は刑事。それゆえか、ヤマトを調査し、人類の危機を利用して、ヤマトが完全な実力主義の社会を作り、それを牛耳ろうとしている事に気づく。彼の持つ正義感と世界は平等であるべきだという考えから、ヤマトに反旗を翻すことに。そして、ジプスで得た情報から、名古屋にセプテントリオンが現れる事を知っており、戦いの準備を進めてきた。そして、その人柄を持って、ジョーをはじめとする悪魔使い達やジプス局員のオトメの協力さえも得たりしている

［ ジョー/秋江 譲 : 召喚悪魔・オーカス ］アニメでは一連の災害で恋人を失っている設定。生き残った事に意味を見出し、辛い様子は見せずにやれる事をするという姿がヒビキの心を照らす。いい兄貴のような存在

［ オトメ/柳谷 乙女 : 召喚悪魔・サラスバティ ］ジプス局員で医療を受け持っている。局員の立場を離れ、セプテントリオン殲滅のため、ロナウドの呼びかけに応え協力することに

［ アイリ/伴 亜衣梨 : 召喚悪魔・不明 ］一連の災害後に悪魔召喚をしたことによりジプスに協力をしていたという、ヒビキたちと同じ経過をたどる。一旦は、ジュンゴと共に反乱分子から逃れたものの、彼からジプスが正しいのか、レジスタンスが正しいのか分からないという疑問を聞かされ、それじゃあリーダーに聞きに行けばいいと言い出す活発な女の子。しかも何時の間にかジプスへの抜け道も押さえてるちゃっかりさん

［ ジュンゴ/鳥居 純吾 : 召喚悪魔・不明 ］アイリと同じ経過をたどってジプス名古屋支局に協力していた様子。アイリと共にロナウドに会いにいく。職人気質なのか、口数は少ないが芯はありそうな青年。お勧めは茶碗蒸し



ロナウドを軸に次回は名古屋決戦でしょうか
ロナウドの元に集い出す人々に対して、ヤマトは弱いと言い切ります
またまた嫌な予感しかしませんが、なぜかヤマトは自身の携帯にニカイアをインストールさせていましたね

そして、イオとダイチに届いたヒビキの死顔動画がヤマトにも届きました
友達にしか、届かないはずの死顔動画
ここに、誰かの意図を感じざるを得ません
全ては憂う者の手のひらの上にある様な気がしてきます

なにより、一番人類を気にかけているのも彼のように思えます
少し飛躍した考えで、ゲーム原作的な見方ですが、世界は実は一度BAD ENDを迎えていて、けれどもその途中、最後まで滅亡に抗い続けたヒビキとヤマトにもう一度チャンスを与えた、2ゲーム目を見ているんじゃないかと

もし、「輝く者」が人類滅亡を回避する鍵ならば、ヒビキとヤマトの間に何かの関係性の変化が起きた時にそれは現れ、人類が救われるのだとしたら、憂う者が、そこにアクションを加える可能性が高いと思います
という事は、ニカイアは憂う者が人類に与えた。
そして、ヤマトにヒビキの死顔動画が届くようにしたのも彼という事になるのですが…

真実は視聴を続けるしかありませんが、今回は少々、考察も楽しんでみました
では次回の感想で、またお会いしましょう( ´ ▽ ` )ﾉ