俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件 第9話「神楽坂様が来てるのよっ」感想

メイドさんに萌え萌えするんじゃなくて、メイドさんが萌え萌えする新しいスタイルが新鮮。
白亜と公人の距離を近づけようとする白亜専属メイド・崎守さんたちから目が離せない。

序盤の公人による萌え萌えキュンが霞んでしまうほどの白亜ラボのメイドさんたちのはっちゃけぶりでしたが、庶民の通うメイド喫茶に興味を持った麗子たちが公人にお手本を見せてと迫るのは面白かったですね。

おそらく公人好みのメイドになってラブラブになろうという可愛い思惑があったんだと思いますが、お嬢様である彼女たちにはちょっぴりハードルが高かったんじゃないでしょうか。
公人の萌え萌えキュンを真似しようとしてもできない麗子や、白亜の萌えじゃんけんに当初の思惑がどこかへ行ってしまってしまう可憐にその場がドタバタしだすのは愉快で、いつもの庶民部展開という感じでした。

さておき、白亜が公人に懐いているのを知っている専属メイドの崎守さんが、ふとした白亜の表情から公人のことを好きなのではないかと感じて色めき立っちゃいましたね。
そして彼女は白亜ラボのみんなを総動員して二人の距離を近づけようとする行動にでました。

前から崎守さんは面白そうな人だなって思っていましたが、ひとつのお皿にオムライスを盛ってきたり、ラブラブストローで二人をちゅーちゅーさせ合おうとしたり、ひとつひとつの作戦が計画的すぎてまさにGJという感じ。
それでも公人から取り皿は無いの？とか、もうひとつスプーン下さいと突っ込まれますが、そこで全ての皿を割ったりあらゆるスプーンやストローをダメにする、メイドとしては自爆覚悟のラボのメイドの連携プレーがまたまたGJ。

やがて白亜からのオムライスを口にする公人や二人のちゅーちゅーを見て、真っ赤になりながら喜ぶメイドさんたちが面白かったですね。

そして普段は感情をはっきりと表に出さない白亜の表情に、敏感に嬉しさを感じ取るのはさすがお付きのメイドさんたちと言ったところでしょうか。
ある者は色めき立ち、またある者は萌え死ぬように倒れこんだりと、嬉しそうに盛り上がるメイドさんたちが楽しかったですね。

ともあれ、麗子とツンピュアさんが萌え萌えキュンの練習をこっそり寝室でしてみたり、ラブコメなところもどんどん面白くなってきたのではないでしょうか。
恋のラスボスらしき九条さんの黒パンも予告でバッチリ見えていましたが、まだまだどのヒロインが一歩リードするのか予断を許さない感じですね。
次回も楽しみにしています。