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笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2016 01/12

赤髪の白雪姫 第13話「運命を紡ぐ赤」感想

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宮廷薬剤師として頑張る白雪の姿は清々しくも可愛い。
そして、そんな彼女を持つゼン王子も頑張っています。良いカップルですね。


美しい歌声と綺麗な映像で始まった赤髪の白雪姫2期。
Aパートは薬剤師室の整理に励む白雪の様子からスタートしましたが、励む事が彼女の勉強にもなっているようで、そのひたむきさにゼンも良い刺激を受けているのは見ていて気持ちがいいですね。

ただ、二人の周りの人たちがつい応援したくなるような、そんな前向きなカップルではあっても、依然として身分の壁というものが二人の間に存在しているわけですが、
かつてハルカ公爵に問題視され、今また第一王子のイザナが二人の関係を王家の一員としての立場をもって見つめる中、その辺りの不安要素が今後二人にどのような運命をもたらすのか気になるところです。

できればこの2期で、その避けては通れぬところに光が指すと嬉しいんですが、さて、どうなって行くんでしょうか。
白雪を待つ間に仮眠室で寝てしまったゼンが、傷ついた彼の指先にふと手を伸ばした白雪の手を握って目を覚ましますが、かすかに開き出した彼の瞳は白雪への愛情と安らぎに満ちていたようでした。

もちろん、その分だけゼンも白雪のために頑張るのだろうし、それに応えるのもまた白雪という女の子なので、きっと二人はどんな事も乗り越えて行くと感じる、二人の良いシーンだったと思います。

ところがそんな二人にほっこりする間もなく、後半ではかつて白雪を営利目的で拉致した巳早が現れ、道の途中の船上で白雪を探す鹿月(かづき)という美少年を見かけ、それをネタにゼンに報酬を要求する始末。
そして一方では、イザナ招待の園遊会の折に白雪の言葉によって自分を省みるようになったラジ王子から白雪宛にタンバルン王宮への招待状が届き、白雪の身にまたしても不穏な影が差し始めたみたいですね。

巳早曰く、赤い髪を持つがゆえに白雪はいろんな事に巻き込まれるという事でしたが、今の彼女はタンバルンを飛び出した頃とは違い、もうひとりぼっちではありません。
タンバルンにはミツヒデが同行し、彼女を気にかけているオビも影に日向に頑張ってくれるでしょうね。

予告によれば次回は白雪がタンバルンの貴族の前で恥をかかないための行儀見習いから始まるんだと思いますが、慣れない彼女の面白いシーンと頑張りに期待しつつ、それを見守るゼンが今彼女のためにやるべき事をやる辺りも楽しみにしたいですね。
ともかくも、カップルになった二人の様子にキュンキュンしながら、次回を待ちたいと思います。


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