二次元美少女の笑顔を守りたい duple

笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2013 05/18

とある科学の超電磁砲S 6話感想 学園都市というものを考えてみた

学園都市では全学生を対象に「時間割り<カリキュラム>」という超能力開発が実施されている
学園都市において、能力は学力と同等以上に重要視されるステータスである

そして、能力者の能力はレベルという用語を使って格付けされている
但し、能力の単純な強弱や大小、という優劣のみでの評価付けではなく
能力研究の応用が生み出す利益が基準である

レベルが高いほど、学園都市から貰える奨学金の額は大きくなり
尚且つ、研究に協力すると更に高額の奨学金が支給される事になる

また、「SYSTEM」と呼ばれる概念が学園都市のスローガンであり存在意義とされる
「SYSTEM」とは、能力開発の目標であり到達点
人間では世界の真理が理解できないが、人間を超越すれば真理に到達する事ができる、というもの
レベル5の先にあるものとされ、レベル6と同一視する者もいるが、レベル6は「SYSTEM」へと至る第一歩とする説もある

感想 :
という事で、レベル6シフト計画は、学園都市の存在意義にとても合致した計画のようですね
レールガンのアニメでは、学園都市について、今まで小出しにするように描かれてきましたが
今一度、存在意義ぐらいは改めて押さえておきたいところです

そうでないと、アクセラレータさんについて誤解が生まれそうですし
研究者達が、なぜあんな非人道的とも思える実験をしていたのか理解できないまま
ただ単純に、酷い人達という認識が先行してしまうからです

レベルが高位の者ほど羨望の眼差しを受け
研究機関からの要請も多くなり、奨学金の額も増大する
そしてなにより、学園都市の目的を果たすための教育を日々受けているということ

アクセラレータは美琴と戦っている最中、絶対的な力を手に入れると言っていましたが
その真意は、何処にあったのでしょうか
彼の性格からして、もしこの先、学園都市が気に入らないとなった時に、その力をどう使うのか興味の湧くところですね

いずれにしても、はっきりと学園都市とは、こういう所だと描く部分がレールガンには、不足していると思います
あまりキツい話が増えると視聴者が、離れかねないとか考えているんでしょうか
兵器も開発してる様な都市なんですけどね
アニメだけの視聴者には、分かり難い所もあると思います

研究の成果の古くなった物を外部に販売して利益を得ることで
研究者や学生達の豊かな暮らしを賄っているし、成果を出せば前途も揚々と開けて行くようですし
レベル6シフトに関わる研究者達の多くが、私利私欲のために日々研究に勤しんでいるというのも、妹達をモルモットとして扱っているのも、なるほどと理解できます

御坂美琴にしても、荷物を預けるのに、ホテルを借りたり
高額の衣服をポンと購入したりできるのは、彼女がレベル5だから人より多く奨学金を貰っているからです
何故その辺りをはっきりさせておかないのか、不満の残る前々話の描写もありました

そうした優遇を受けてきた美琴が、彼女は自分の努力で今日を掴んだとよく言っていますが
これから研究施設を破壊しに回るのは、学園都市目線で見ると、とても迷惑な話とも思えます

その証拠に、非人道的な表に出ないこの実験を阻止する為に、公的機関は一切派遣されていませんし、まるで見て見ぬ振りをしているとも取れます
ひょっとしたら、美琴の様に実験を阻止する者の登場まで見越している様な恐ろしさが、学園都市にはある様な気もします

得体のしれない手の中に閉じ込められているような世界の中での暮らし
どこか価値観や考え方が、個人差はあれどもズレていきそうな感じもしますね

そんな学園都市の閉ざされた所から、初めて外の世界を見た妹達の一人は、こう言っていました
「世界とは、こんなにも眩しいものだったのですね」
モルモットの扱いを受けていたクローンから、一番人間らしい素の言葉を聞かされる布束

この言葉と思いが、やがて布束を動かし
そして、その言葉と思いは、妹達のネットワークにより、その死後も妹達に残り続けていく

美琴を思いやる佐天さん達に、みんなのことが見えているという美琴の言葉と思いが
ここに重なっていく印象を受け、涙がこぼれてしまいました

アクセラレータに酷くやられても、酷い事を知ってしまっても
学園都市の中で、自分をしっかりと保ち続ける事ができたからこその言葉でしたね

不満の残る描写もありましたが、感慨深い非常に優れた演出と構成で描ききった回だと感じました
そして次回は、嬉しいオリジナル展開投入で
佐天さん達の活躍する姿が見れるかもしれません
とても楽しみにしています

ここまで、お読みいただいて、ありがとうございました
次回の感想は、もう少し短かく書けるようにいたします
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