2016
02/07
日

「信じたい。」そう悟に言った愛梨に迫る真犯人の魔手。
彼の目的は悟を犯人に仕立て上げる事のようですね。
ピザ屋の店長と話していた議員バッチらしきものをつけた男が怪しすぎますが、帰る愛梨の姿を追うだけじゃなく、悟が彼女の家に匿われている事も突き止めていたんでしょうか。
だとすると侮れない尾行力と情報収集能力、そしてタイミングを見計らって大胆に犯罪を起こす行動力を持つ恐るべき敵だと思いますが、それに対する悟の希望はリバイバルによって過去が僅かでも変えられるという事実を見つけたところですね。
しかしこれで加代を救う事が母親を助ける事に加えて愛梨を助ける事ともつながってしまいましたが、なかなかボロを出さない真犯人の尻尾を掴むには、現代では悟と犯人の直接的な接触が無いように思えるので、やはりもう一度リバイバルして過去に跳ぶしかなさそうです。
なので愛梨を襲った不審火がその起点となりそうですが、真犯人はそこをも巧妙に利用して悟に濡れ衣を着せようとして来るんでしょうね。
そして愛梨に後をつけたことが見つかってグーパンを貰った店長が、結局警察に悟が愛梨の家にいるらしいと通報するのも見越していたんだと思います。
知らずに使われている店長がなんだか可哀想に思えてきますが、そんな彼の正義の人と云う性格まで知っている真犯人と店長の関係はいったいどんなものなんでしょうか。
そこに犯人像に迫るヒントがあると見ていますが、もし今後も二人の会話シーンがあれば注意深く見てみたいと思います。
さておき、過去が変わったとはいえXデーが3月1日から3月3日になったに過ぎず、加代を救う事は叶わなかった悟ですが、彼が加代の家を訪れた時の母親の様子が異常ですね。
行方不明になって日も浅いのに、彼女が貰っていた手袋をどうして捨てる必要があったんでしょうか。
まさか娘が亡くなっている事を知っているんじゃないかと感じましたが、それが彼女と情夫が犯人かもしれないというミスリードなのか、それとも真犯人から何らかの確たる情報がもたらされていたのか、悟が3月1日を安堵して熟睡しながら日を越えている間に何が起こったのか気になるところです。
現代に戻って愛梨の家で犯行の日にちが改変された事を知った悟でしたが、その犯行の中身も変わった部分があるとすれば、リバイバルによって真犯人と母親の間に繋がりができたかもしれないと考えるのは穿ち過ぎでしょうか。
あくまでも真犯人は変わらないのがお約束だとしても、犯行の中身やそのお約束がリバイバルによって変更される可能性もあり得ると思います。
そう考えると解決に向けた道のりがさらに混迷を極めてしまいますが、逆に悟がリバイバルによって変えられる過去の範囲であったり特質を理解して利用すれば、過去に失われた命を救う事は出来なくとも、現代で真犯人が起こす犯罪を未然に防ぐことが出来るかもしれませんね。
ともあれ、火災の熱風に襲われた愛梨の無事を祈りつつ、次回を楽しみに待ちたいと思います。

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