二次元美少女の笑顔を守りたい duple

笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2016 02/21

僕だけがいない街 第7話「暴走」感想

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戻れ、戻れよ。天に向かって戻れと叫んだ悟は、バカなの?と言うあの子と再会した。
もう一度だけのリバイバルに、涙と昂りが溢れてくる。頑張れ!悟。


赤く光る瞳の男の姿に、まだやらなきゃならない事があるとリバイバルを渇望した悟は再び科学館を加代と訪れていた時点に跳びましたね。
そして前回のリバイバルで変更された加代の居なくなった日の夜を乗り切ろうと、加代を廃バスの隠れ家に匿う事を決心しますが、もし加代の母親が騒ぎ出せばそのまま誘拐事件へと発展する恐れのあるものでした。

しかし悟にとっては加代が殺害される前に警察が絡んでくるのはウェルカムな状況で、加代の家に大きな石を投げ込んだり自らそうし向けたところもありましたね。
そしてなんと言っても前回と大きく異なるのは、悟に大人の意識が宿っているのではないかと思った節のある小林賢也が自ら彼の事情を聞き、全てではないものの彼を信じて協力を申し出てくれた事ですね。

そしてその事によって他の友人たちも協力してくれたり、加代とともに広美君まで廃バスに匿えたのは大きな変化でした。
もちろん広美を匿う事で彼を守るという事もできましたが、真犯人が警察の捜査をミスリードするために彼を殺害するのを防ぐのも大きな目的でしたね。

これによって警察は犯人が広美君を女の子だと勘違いして殺害したという容疑者の絞り込みの大前提が崩れるわけですが、それだけでは真犯人が捕まる事には至らないし、加代と話しているところを見られているユウキが容疑者リストから外される事もないと思われます。

なのでここまでやった上で、尚も悟は加代の身柄を真犯人から隠さなければならないんですが、今度こそ彼女を救えるかもしれないと期待が重なって行った矢先に真犯人が廃バスの乗り口に姿を現してしまいました。
正直、乗り口に立つ真犯人の姿に愕然としましたが、なぜこの場所がわかったんでしょうか。

しかも加代が行方不明になっているのは彼女の母親と限られた人物しか知らない状況でありそうなのに、居場所を突き止めれるということは、悟に協力している友人か広美から情報を取れそうな立場に真犯人がいるという事ですね。
そして併せて加代の母親に警察に連絡させないようにできるのは一人しかいないと思うんですが、いよいよ次回でそれが誰であるかが明らかになりそうですね。

しかしそれは同時に、加代の目の前に命の危険が迫る事でもありますが、ハラハラしながらこれから廃バスで何が起こるのかを待ちたいと思います。
悟はまたも彼女を守れないのか、それともタイミング良く真犯人とカチ合うのか、絶対に負けられないリバイバルの結果に刮目したいと思います。


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  • この状況で一週間お預けは辛すぎる! 毎回、引きが上手いですね。 今度こそ何とかうまくいってほしいですが、どうなるんだろう。 警察に連行される悟は群衆の中に「帽子の男」の姿を見た。 「終われない…俺にはまだやらなきゃならない事がある…」、 彼の祈りは奇跡を呼ぶ。 そして気がつくと悟は科学センターにいた。 三度目の昭和63年、Xデーの4日前、雛月は悟の隣で健在だ…。 今度こ...

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