紅殻のパンドラ -GHOST URN- 第9話「基地強襲 -アサルト-」感想

大型多脚戦車のコクピットには猫耳でメイド服姿の女の子が乗っている。
武装したゲルコマの群れを率いるシノオカミにハートは荒ぶる鷹のポーズにゃのだ！

OPに登場しているシノオカミの動くところをずっと見たくて待っていましたが、いつでも撃てます迄がセットになった主砲の展開と、ランチャー等のオプションを装備したゲルツェコマの動きがとっても面白かったです。

さて、お話は前回ハーミーズの大火災で損傷した福音のスキンと、焦げてしまったクラリンの猫耳を病院で治すところから始まりましたが、猫耳はクラリンが自分で植毛するようで、その様子を覗きもしないお医者さんに向かって何度も見るなよ！見るなよ！と強調する彼女が可愛かったですね。

そして、治った猫耳を何度もピコピコさせるご機嫌なクラリンに福音じゃなくてもなでなでしてあげたくなりますが、火災から少年を助けようと頑張りすぎて倒れてしまった福音を傷つきながらも生還させたクラリンは、今や福音にとって白馬に乗った猫の王子様になったようです。

しかし、そんな可愛くてキュンキュンする二人のシーンも束の間、ハーミーズの大火災がブエルからのエネルギー砲によって起きた事を知るクラリンは、その暴走の原因を作り、ブエルを手中に収めんするイアン・クルツのラボに単身乗り込んで行きましたね。

ブエルを奪わんとする者が、手段を選ばず防壁を越えようとすれば暴走するように作ったウザルも本当に困った人ですが、そうと知って手を出すイアンや、それを横からかっ攫おうとするタクミちゃんも迷惑な人ですね。
クラリンとしてはブエルが暴走する事で福音の穏やかな日常が奪われるのを絶対に防ごうと頑張っていますが、ちょっと困った大人が多すぎて彼女一人の手には余ってしまうかもしれません。

かかわるな。とクラリンが残して行ったメモを目にした福音がクラリンの元へと走るのは間違いないでしょうね。
だって福音の日常はクラリンが横に居てこそのものですから、ちゃっちゃと五本足の方のブエルを持って行ってイアン・クルツをとっちめるなり、暴走を止めるなりして、クラリンが欲しいと思うものを一緒に買いに行く時が訪れると良いですね。

バトルもいいけどいちゃラブもね！ピコピコテレテレニコニコな二人も早く見たい！！
そんな事を思いながら次回を楽しみに待ちたいと思います。