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笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2013 05/27

変態王子と笑わない猫。第7話「いつかはマイファミリー」感想

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月子が姉にあげてしまった表情は、彼女の本当の表情だったんでしょうか
両親を亡くしている事もあって、つくしは唯一の家族である月子を溺愛している
しかし、その裏側には、どうしようもない悲しみと痛みが同居しているはず

そんな姉に、まだ子供の月子がしてあげられる事は限られていたことでしょう
それは、表情豊かに健気で可愛い妹であること
そして、二人きりの家族でも幸せに暮らしていると姉に感じてもらう事ではないでしょうか

今回は、そんな月子の本音を垣間見せたエピソードだったと思います

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二段構えの落ちで、陽人が筒隠家に居るしかないような事態を招いていたのは、月子だった訳ですが
陽人が恋人としてではなく、兄としてそばに居てくれる事を
月子自身が受け入れようとするその葛藤が、全ての事態を作り出していました

つくしの願いをキャンセルさせたのにも関わらず、土蔵が元に戻るという変化しか生じなかった事から
陽人は月子の願いによるものと気づくのですが
その願いをキャンセルさせようと彼女と向き合った時、事態はさらに悪くなっていきます

好きなのに、何故兄としての立場で近くに居るとか言うのか
そんなことを望んではいないのに
自分の心に折り合いをつけようとしていた矢先に、梓が現れたので、なおさら月子の心の中は乱れてしまったのでしょうか

両親から自分へ送られる愛情への渇望
好きな陽人の自分に対しての愛情への渇望

ひとつは、もう新たに得る事はかなわない愛情
もうひとつは、恋人というものからは遠すぎる愛情

それが得られない月子の悲しみが、台風が起こす破壊そのものの様にも見えてしまった
陽人に、そのせめてもの彼女の願いをキャンセルしてと言われた時

後ろから抱きとめられた月子の心は、表情が無くとも、大声で泣き叫んでいたに違いない

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しかし、陽人から「月子」と呼び捨てにされた時、事態は一気に終局を迎える
兄としての「月子ちゃん」から、ひとりの男性としての「月子」へ

陽人の言ってくれた本音は、まだまだ恋愛とは遠いところにあるかもしれないけれど
それでも、恋愛のスタート地点に立てた。そんなシーンでしたね

そして、親が子を呼ぶ時、呼び捨てになることが多くありませんか
亡くなった両親への思いと、好きな人への思いに繋がっている「月子」という叫びだったと感じました

いつか月子の痛みが癒され、姉のつくしへの思いが報われて
彼女の心の底からの笑顔が見たい
そんなEDが訪れる日を、とても楽しみに思います

それにしても、なぜか陽人は過去の事を憶えてない事が多い
12年前の川の決壊しかり、何かの伏線でしょうか
その事が、最後の締めに関わってきそうな雰囲気ですね

しかし、その前に次回は梓のエピソードかな
健気で可愛い娘ですが、4話以降は目立たない扱いもするので、少しは報われて欲しい
わんこ派としては、遊園地のお話は絶対やって欲しいところですが、どうなるんでしょうか
せっかくのアニメ化だからと、期待だけは持っているんですが…

まとめとしては、前回からの二話分で月子の葛藤を通して、つくしと陽人への思いの根にあるものを見せ
彼女が表情を姉にあげてしまった、その理由の深いところへと考えが及んでいく視聴となりました
月子と陽人の二人が、恋愛のスタート地点に立てたのも良かったです

つくしと横寺(弟)も恋愛のスタート地点に立ってましたね
そして、やや重いかなというところを
姉のつくしの存在によって、とても見やすくまとめられていて、楽しく見れました
回を追うごとに、お話がテンポ良く進み
特に、つくしの登場以降は、本当に面白くなってきましたね
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