2016
03/26
土

カップル成立ラッシュと伊丹の涙目オチで明るく締めましたね。
しかし、テューレをなんとか救ってあげて欲しかったなあ。
やっぱり第3偵察隊のメンバーが伊丹を待ってましたね。
そして日本政府がピニャの救出に乗っかる形で皇帝の身柄も一緒に確保して欲しいと動いた事で、伊丹と合流した自衛隊が行動できる理由付けもでき、結果電光石火の救出劇となりました。
しかし、ゾルザルに面と向かって強い口調でピニャの受け渡しを告げる伊丹はかなり怒っていただろうし、よく栗田ちゃんがゾルザルに飛び掛る展開にならずにすみましたね。
まあ肝心のゾルザルが狙撃手が彼を狙っているという脅しで震え上がってしまったので、帝国側にとってはなんとも情けない展開でしたが、結局彼は権力を得てもそこまでの人物だったという事でしょうね。
皇帝とピニャの帝都脱出後に彼を操っていたテューレが自らの復讐を嘆き、涙を流していましたが、帝国を混乱させただけで亜人種への差別は以前として変わらず、逆に敵となった緑の人との講和によって、差別の事も含めた変革がこの世界にもたらさるかもしれないのは、彼女にとってなんとも皮肉な運命だったと思います。
特地で何組ものカップルが誕生し、ピニャが新生帝国の全権を任されるという明るい部分が目立つ最終話でしたが、辛い目にあい続け、このまま時代の変革期に飲み込まれて行きそうなテューレこそを救ってあげて欲しかったと思いました。
オリジナルなところもあったからこそ彼女が救われないかと期待していた私にとっては、それだけが心残りの最終話でした。
さて、ラストは帝国の侵攻で前年中止となった同人誌即売会に意気揚々と向かう伊丹の楽しいパートで締めくくりましたが、彼の元に三人娘が現れてたくさんの人の注目を集めてしまい、その結果警察に安全な所まで護送されて行く伊丹が悲しくも面白かったですね。
自衛隊が実際に敵と戦うハードな部分もあったので、最後は楽しく軽く締めたのだと思いますが、原作の方ではその後の伊丹たちやカップルの様子、そして特地の神や人々と、プラスそこに行った人々のドラマや日本国側の外の世界の動きも描かれていますので、アニメで興味を持たれた方には一読をお勧めさせていただきたいと思います。
アニメ版と異なる部分もあってかなり面白く読めると思いますが、アニメの方も最後まで飽きのこない作りだったと思います。
放送日になるのが楽しみだったし、機会があれば続きもアニメ化してくれたら嬉しいですね。

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締め方としては良いのですが、こういう終わり方をされると、ゲートが閉じる処につながらないので残念です。