2016
04/02
土

今までの二人の歩みを感じさせる最終話に目がうるうるしっぱなしだった。
白雪とゼンのラブラブでピュアなキスに心が洗われて行くようでした。
思えば愛妾にしようと白雪を連れて行ったラジから逃げた事が白雪とゼンを出会わせたのですが、ラジ自身が白雪によって王子として成長するきっかけを得、今や彼女に王家の友人という称号を与え、彼女の未来が開かれて行く事に力を添えてくれたのは、とても面白い展開だと思いました。
そしてそれは白雪が何事にもたじろがず、彼女なりの一歩を踏み出し続けて来たことが呼んだひとつの結果ですが、この最終話ではゼンの隣に居て役に立ちたいという彼女の思いが、ゼンと結ばれ、そして隣に立つべき妃になりたいというところへ歩を進めて行きましたね。
それを考えてもいいかな?と聞かれたゼンは飛び上がるほど嬉しかったんだと思いますが、白雪は俺のだと言わんばかりの男の子のリピドーが彼女の首すじに彼の唇を持って行ってしまったんでしょうか。
いつもよりちょっぴり濃厚な抱擁とキスに彼の白雪に対する全部があらわれていたようで、二人が今まで歩んできた事が心に沁みだしたのか、二人の未来を感じながら目が潤んでいくのを感じました。
そしてゼンにキスされて足に力の入らなくなった白雪が目を回すおもしろ可愛いカットもありましたが、そんな彼女をお姫様抱っこしてかけて行くゼンが二人組みの門番たちに遭遇しそうになったり、ミツヒデや木々、そしてオビに見られてしまうところは、このカップルを見守り続けてきた彼らの思いも感じる良いシーンだと思いました。
中でも徐々に白雪に惹かれて行ったオビが彼女の望む未来を受け止め、ときおりコミカルな顔をしながら、そして時に真剣に白雪のために手を差し伸べてくれるのは、白雪とゼン二人のラブストーリーと、物語そのものに面白みと厚みを与えてくれたんではないでしょうか。
はたしてオビが白雪に対する思いをこのまま抑えて行くのか、続いて行く原作が気になるところですが、たまにイタズラな顔をする猫科のいきものらしいオビが今後も楽しませてくれるのは間違いないでしょうね。
ともあれ、前向きでピュアな気持ちを持つ白雪が幸せになってくれれば個人的には相手がゼンでもオビでもOKなんですが、彼女がキリッとして一歩を踏み出すところが好きでした。
そして欲を言えばミツヒデと木々のお話をもうちょっと見たかったと思いますが、気持ちの良い登場人物ばかりで本当にアニメの楽しさに溢れた作品だったと思います。
やっぱり純で明るい気持ちになれる作品っていいですよね。
こういうアニメがこれからも世に出てくれる事を願いつつ、赤髪の白雪姫の感想を終えたいと思います。


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最終回 第24話 そして物語、私の道 タンバルンから白雪に使者が訪れる。サカキが王家の友人の称号を届けに来たのだった。お付の者は巳早で、海賊退治で子爵の称号をもらった。咄嗟の嘘だったはずがラジ王子が国王に進言して面白いと 承認されたらしい。これでタンバルンには国賓として訪れる事ができる。 同席したイザナは大笑い、これでゼンとも釣り合いが取れる。白雪からゼンとどうしたいのかは聞いたことがないと...
ぬる~くまったりと 2016/04/02
No.486 アンケートのお願い
突然の書き込みで申し訳ありません。
ただいま、
アニメ調査室(仮)というブログで、
2016/1-3月期終了アニメアンケート
というものを行っています。
結果発表は、2016/5/7予定です。
もしよろしければ、
あなたのアニメ評価を教えてもらえませんか?
ご都合がつきましたらブログの方をご覧ください。
以上、
突然の書き込み失礼しました。