2016
04/09
土

空から女の子じゃなくて鬼が降ってくるのは超名作のお約束になるといいですね。
ピーエーワークスさんの15周年記念作品ということで、いつもの3倍くらい期待しています。
そして初回で先ず面白いと思ったのは、日本にしかない鬼という存在とロボットを結びつけたところでしたが、この国に数限りなくある鬼の伝承がこの世界の一部のリーダーたちには現実のものとして受け止められているようで、黒部に国連の研究所を作ったのは、どう見ても来るべき鬼の襲来に備えての事なんでしょうね。
研究施設に軍人やロボットの操縦士が配備されているのがそれを語っていると思いますが、ヒロインのひとりである留学生のソフィーがGAUS2号機のパイロットだったり、予告でコクピットに居る剣之介と由紀奈が映っていたりするので、鬼と人類の戦いと学園ラブコメを同時並行で描いて行く感じになるんでしょうか。
そう思うとナデシコやトップを狙え!のような作品になる可能性もあると思いますが、剣之介が過去の世界からやって来た事や、由紀奈の希望進路が火星だったのは、SFやロボものの名作になるのを狙っての設定なんじゃないかとちょっぴり斜めに見てしまいました。
ただまだ初回なので期待先行な気持ちがそう感じさせたのだと思いますが、そこにピーエーワークスさんらしい美しい富山のビジュアルが加わると、どうしても期待しないではいられない感じです。
黒部ダムとダム湖に映える研究所、そして先行して配信された番組のニコ生ではこれから富山のいろんな場所が物語の舞台として登場するという事でしたが、最後に鬼が上陸して来たのは富山湾のどの辺りなんでしょうか。
お話自体も楽しみですが、ピーエーワークスさんの描く富山の土地を見るのも楽しみのひとつになりそうです。
ともあれ、黒いキューブから出てきた剣之介と由紀奈がこれからどんな関係を築いて行くのか。
そして突如襲来した鬼の目的と、彼らにとって人類がどういった存在であるのか気になるところですが、それを突き止めていたらしき由紀奈の父親が何を知っていたのかが明かされるのを楽しみに、先ずは次回を待ちたいと思います。


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