【はいふり】ハイスクール・フリート 第4話「乙女のピンチ！」感想 アビス、齧歯類、そして多くの大地を海に沈めてしまった世界観から真の敵の姿に迫ってみた。

アビスの箱から出てきたあの齧歯類はチンチラじゃないのかな。
やっと事件の真相が見えはじめたけど、ラスト武蔵のラスボス感が半端なかった。

ブルマーならぬ背中の空いた水着姿もある日常多めの回でした。
そしてトイレットペーパーがなくなるという乙女のピンチに買い出しに出かけたミケちゃんの艦長帽を被るシロちゃんににやにやしてしまいましたが、似合っていると言ってくれた機関助手の黒木洋美(クロちゃん)と百合フラグがたったのかな。

公式サイトによるとクロちゃんはシロちゃんに憧れているということですが、砲術長のタマちゃんと水雷長のメイちゃんはじめ、カレーを作ってくれる双子のほっちゃんあっちゃんも含めて女の子たちのペアのシーンを見るのが楽しみになってきました。

さておき、本土から離れた海洋にあるショッピングモールの存在には驚きましたが、そこにトイレットペーパーを買いに出かけた艦長ミケちゃんと3人の乗組員が海上安全整備局の人に捕まってしまいましたね。

しかし整備局の人たちはシロちゃんの母親である校長先生から調査と協力を受けたシロちゃんの姉・真霜の命で動いているようですが、晴風に補給してくれたり、事実の調査など、国交省から反乱と決めつけられた晴風にとっては天の助けのような存在でした。

そして今回注目だったのが整備局の船と補給船の間宮・明石が晴風に近づいた際、アビスの箱から現れた齧歯類の小動物の目が赤く光ると、それを服に入れていたタマちゃんがその生き物のように駆け出し、向かってくる艦船に狂ったように機関砲を打ちはじめたところでした。

はたして、それが小動物が運んて来たウィルスによるものなのか、アビスの箱から浮かぶ深淵や地の底とキーワードに大地の多くを陥没させてしまった人類への贈り物が電子機器を狂わせ、人を凶暴化させて戦いを起こす今の現状を作り出しているように思いますが、だとしたら真の敵と呼ぶのははばかられますが、相手は地底人もしくは人類が大地を失ってまで発展し続けることをよく思っていない者になるんじゃないでしょうか。

ともあれ、ラスボス感半端ない武蔵の調査と救援に向かった間宮と明石が心配ですが、晴風が10cm砲の整備を受けたことと相俟って、真実が明かされる頃には武蔵と晴風の間に戦いが起きているのかもしれませんね。
次回も楽しみに待ちたいと思います。