二次元美少女の笑顔を守りたい duple

笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2016 05/18

聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ 第7話「トランスフォーム」感想

moblog_c34366e0.jpg

ヒイロの心臓はやはりダガンゾートのものだった。

バッパロッパ博士によってナンブーコの魔の手から逃れる事ができたヒイロは再びギルーたちと合流しました。
そして絶体絶命の危機にヒイロがトランスフォームした事を聞いたギルーは、ヒイロとダガンゾートの心臓が入れ替わっているという事に気がつきました。

思えばヒイロの両親がダガンゾートの封印に失敗した際、息子の命だけは救おうと父親が咄嗟にグラントロアを使って入れ替えたのだと思いますが、最初のヒイロとダガンゾートの邂逅の時に気づかれてた視聴者も多かったのではないでしょうか。

しかし、それを知ってなおサラートはヒイロの心臓からトクントクンと綺麗な音が聞こえると言い、彼女にとってダガンゾートは人々が怖れる邪竜とは違うもののようですね。
そしてその辺りの理由はバッパロッパ博士が知っているのだと思いますが、彼はナンブーコの居城にいるので、ヒイロがそこに行き着いてからが邪竜ダガンゾートの真の姿の謎解きになるんでしょうね。

以前の感想でも書きましたが、ダガンゾート自身には正邪などという価値観は無く、大陸全てを守護する神様みたいな存在ではないかと思っているんですが、戦争や大地を荒らす行為を人がした時には人にとっては邪竜となるのだと考えています。

さておき、エリスは元の商売の情報屋の顔を出し、ナンブーコにヒイロの心臓がダガンゾートと入れ替わっている情報を売りに行きましたね。
そしてそれを聞いたナンブーコはシャリシャルーにヒイロの命を奪えと命令を下したところで次回になってしまいましたが、さて、エリスはただ単に情報を売りに行っただけなんでしょうか。

安直にヒイロの欲しがっているグラントロアの所在を彼のために下調べに行ったという節もありますが、彼女自身がこれから戦うだろうヒイロ一行とナンブーコの隙をついてグラントロアを手に入れようとしているようにも見えました。
今回ギルーの過去が明かされたように、彼女もまた何らかの事情を背負っていて、どんな願いも叶うというお宝が必要なのかもしれませんね。

ともあれ、ヒイロとダガンゾートの心臓が入れ替わっている事が分かり、今しばらくナンブーコとヒイロの対決が続きそうですね。
そして相変わらず剣が無いと肝心なところで抜けていたり、トランスフォームしようとしてもできなかったり、変わった主人公のヒイロの珍妙なところがギャグとして続いていますが、そろそろかっこいいところも見せて欲しいですね。


moblog_96504823.jpg
関連記事

この記事と関連する記事

聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ 第7話「トランスフォーム」感想

聖戦ケルベロス

スレッドテーマ : 2016年新作アニメ ジャンル : アニメ・コミック

(0)TB(2)

AFTER「クロムクロ 第7話「東雲に消ゆ」感想

BEFORE「マクロスΔ 第7話「潜入 エネミーライン」感想 美雲が遺跡で歌った曲から神話を持たぬ星座の事を思い出しました。

COMMENT

MESSAGE

非公開コメント

TRACKBACK


この記事にトラックバックする (FC2ブログユーザー)
  • 評価 ★★☆ 万事解決だぜっ!            

    パンがなければイナゴを食べればいいじゃない 2016/05/23
  • 第7話 トランスフォーム バハロッパの臭がする。サラートにとって彼は父親?のような存在らしい。彼の言葉が気になるギルー。ヒイロの心臓がヒイロのものじゃない。つまりダガンゾートの心臓と入れ替わっているのなら 数々の状況と符合する。ダガンゾートは自分の心臓を守った。今のヒイロは竜体のようなもの。 両親の仇を討つには自分を倒すしか無い。悩むヒイロだがグラントロワで心臓を入れ替えればいい。 シャリシ...

    ぬる~くまったりと 2016/05/20

Top