
無名ちゃんに叱られ隊。
命がけで自分を救う生駒にお前は弱いと言われた無名ちゃんは、自分を取り戻したみたいですね。
助けにきた生駒にほっとけとか相変わらずツンな反応をする無名でしたが、彼から向けられた強い優しさに彼女の頑ななところも柔らかくなりはじめたんではないでしょうか。
思えば甲鉄城に居る人たちから優しい言葉や笑みを向けられた時にも、彼女の年相応の素顔が表に出てくる時がありましたが、生駒や甲鉄城の人たちに救われたことで彼女を包んでいた殻が剥けていったように感じました。
さておき、黒けぶりとまみえる事となった甲鉄城には、引き返して迂回路を進む道と強行突破の二択を選ばなければならない状況を迎えますが、指揮をとる菖蒲はそれ以外の方法は無いかと考えを巡らせましたね。
そして生駒と無名と再び合流し、途中に放置されていた四八式という砲を使って事態を切り抜ける断を下しましたが、それはこの甲鉄城にいる全ての者が力を合わせることで初めて成し得る策でもあったと思います。
四八式を見つけていた蒸気鍛治の巣刈、ギリギリまで黒けぶりを引きつけて撃ち抜いた逞生、運転をするのは私の仕事だという雰囲気マシマシの侑那、凄腕整備士にしか見えない鈴木、そして菖蒲に付き従う侍たちと、それぞれが自分の役回りをしっかり果たし、その見せ場たっぷりの展開に興奮もどんどん高まって行った感じです。
そして生駒と来栖の共闘にクライマックスの訪れを知り、撃ち抜かれた黒けぶりのコア目指して突入して行く無名に一切合切何もかもが集中して行くような、アクションを見る醍醐味を感じました。
その直後急スピードで脱線しそうな甲鉄城の中で、みんなが力を合わせて精一杯右側の壁を押すのは、締めくくりとして最高でしたね。
弱さを知り、力を合わせることを知り、一つとなった甲鉄城に希望を感じずにはいられません。
幕府の城に着くことがゴールになるのか、それともその先に大きな山があるのかはまだわかりませんが、ダイナミックな展開の続く甲鉄城のカバネリの次回を楽しみにしたいと思います。

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