
兄様・・・厠に行きたい。
モジモジする無名ちゃんに、うんうん、そっかそっかー(ついこぼれる笑顔)してたら、美馬の恐るべき倒幕が始まってた。
甲鉄城は金剛郭へ至る最後の砦、磐田駅に到着しましたが、美馬を警戒する幕府は彼と狩り方衆を駅に入れませんでしたね。
ただ磐田駅の城主の前田は長きに渡ってカバネを倒し続け、民衆を助けてきた美馬と会談し幕府と彼の間に良い落としどころはないかと心を砕いてくれているように感じました。
しかし美馬の方は最初から幕府に近い前田をどうにかしてしまおうという気が満々でしたが、まさかカバネを率いて駅そのものを地獄に変えてしまうとは思ってもみませんでした。
しかもその一団が入るための門を開ける役を、美馬は無名ちゃんにやらせたわけですが、おパンツはいてないように見えるほど勢い良く開門レバーを引いた彼女は、カバネに襲われる駅の人々を見てかなりショックを受け、どうしていいか分からなくなってしまったんじゃないでしょうか。
やがて破滅の時が過ぎ、等しい世界にするという目的を語り出した美馬を無名ちゃんはただ茫然と見るしかありませんでしたが、彼女は頭の中も心もぐるぐるして、今まで私に言ってくれた事は全部嘘だったのと洩らすしかありませんでしたね。
なので、これはもう菖蒲からも言われたように生駒が頑張るしかないですね。
血を取られるために甲鉄城のみんなは彼も含めて自由を奪われてしまいましたが、今までも絶望的な状況を怒り狂ったような勢いでひっくり返してきた生駒に期待したいと思います。
踏みつけられたくらいで彼が怯むわけがないし、単独で動きそうな菖蒲と煙の中に落ちて行った来栖も甲鉄城のみんなの開放と無名ちゃんのために力を発揮してくれるんじゃないでしょうか。
正直美馬には周りを巻き込まないで一人でどっか行けよと思いますが、今回死を覚悟して黒けぶりの核となったほろびのように彼の元に居る人々も、それぞれが美馬に賛同し従う理由を抱えさせられてしまったんでしょうね。
なんとも悲しき人々ですが、ここまで彼らを貶めてしまった幕府も正しいとは思えないので、菖蒲や生駒たちがより良いものを目指して行くような締めくくりを迎えて欲しいと思います。
ともあれ、生駒、菖蒲、来栖の活躍に期待しながら、次回を楽しみに待ちたいと思います。
そして兄様と無名ちゃんに救いが訪れるといいですね。

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