2016
07/07
木

来客を30年待ち続けたほしのゆめみは、健気で可愛いロボットの少女。
この夏の配信と秋の劇場版で彼女と屑屋の男性は何を見せてくれるんでしょうか。
世界規模の戦争によって荒廃した近未来。人口は激減し気候変動によって陽光が地上にさす事はなく、厚く垂れ込めた雲からは有害な物質を含む雨が降り続く世界。
そんな中、屑屋と呼ばれる男は大戦時の細菌兵器の使用により廃墟となった封印都市に、使用可能な物を探し求めて足を踏み入れていた…。
登場したロボットの少女・ほしのゆめみが見ていたのは30年前に急遽都市を脱出して行った彼女の開発者たちなんでしょうか。
ロボットが過去の記憶を見るのは人間的で切なくもありましたが、起動し目を覚ましたゆめみは再び生きた人間と出会う事になりましたね。
一方出会った方の男は無人の都市を守り続けるロボットから逃れたり、銃器を所持しているなど、職業柄危ない橋を渡り続けているせいか、プラネタリウムの特別記念映像を見せたがるゆめみには、ぞんざいな感じで面倒くさそうに対応しているだけでした。
しかし30年放置され続けても、自分に与えられた仕事を精一杯にこなすゆめみ。
プラネタリウム鑑賞を誠実な笑顔で勧めてくる姿はある意味哀れではありますが、荒廃した世界で生きる男には届く何かがあったんでしょうか。
一度はもうプラネタリウムに来る事はないという感じでその場を去ろうとした屑屋でしたが、その足が途中で再びゆめみのいるところに向きを変え、二人の物語が始まった事を告げていたと思います。
ゲームブランドkeyによる本編のゲームとドラマCD、そして小説版と展開してきた本作品ですが、配信版はどの辺りをメインで描くのか楽しみにしています。
視聴はplanetarian公式サイトのon airから好きなサイトをクリックされるといいですよ。


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