クロムクロ 第14話「祭に踊る羅刹」感想 剣之介を助けに入った鬼が由希奈の父親の時計を巻いているんだが…。

雪姫そっくりのエフィドルグ・ムエッタが敵で、由希奈の父親の時計を左腕に巻く鬼が助っ人とは如何に？
彼らの立ち位置が逆な感じがして一瞬混乱しそうですが、後半クールでどんな展開をするのか非常に楽しみになってきました。
そして鬼さん、あなたはいったい誰なんだよ！

ブッスリやられた剣之介はおそらくクロムクロのナノマシンのおかげで太い血管の損傷が治癒されたのだと思いますが、その治癒のスピードはゆっくりなもので、すぐに完全回復するものではない事が伺い知れますね。

しかし雪姫そっくりのエフィドルグを目の当たりにした彼は、重傷を押してムエッタの駆るメデューサとの戦いに向かいましたが、雪姫そっくりの女性が自分を刺したのは鬼に雪姫が操られていたからだという考えを剣之介は改める事は無かったですね。

鬼に助けられたはずなのに、雪姫の面影に事態を冷静に見ることができない剣之介。
そして重傷を押して出撃する彼を一度は引き止め、戦いに入ってからは二体のエフィドルグの乗るジオフレームが互い全く連携を取るつもりが微塵も無いことを見抜いた由希奈は、怖がりながらも終始冷静に事に当たっていた感じですが、そんな彼女が剣之介を死なせないと言ったのは、彼女が一回りもふた周りも成長し、覚悟を決めていることを感じました。

雪姫を救いたいばかりの剣之介を導く、文字通りのナビゲーターになってきた彼女の奮闘が、やがて真実をこじあける事になるんでしょうか。
剣之介を助けた鬼と彼女の父親の関係、雪姫そっくりのエフィドルグは果たして姫本人なのか、そして昔から地球を訪れていた鬼と呼ばれるものの目的など、後半次々に明らかになって行くのを楽しみにしたいと思います。

そして今回クロムクロとガウス2体の連携攻撃の下準備をしていたソフィーの活躍にも期待ですね。
最近出番とセリフの増えてきたソフィーのエピソードになりそうな次回を、わくわくしながら待ちたいと思います。

それにしても剣之介を助けた鬼の中身は誰なんでしょうか。
由希奈の父親ではないとすると、剣之介のコピー人間か、それとも剣之介本人でクロムクロと一緒に出てきたの方か記憶操作された剣之介のコピーだったりして…。
とにかく、カクタスに追われていた由希奈と、剣之介を助けた鬼の正体が気になりますね。