この美術部には問題がある！第1話「問題がある人たち / さよなら内巻くん」感想 縞パンとスパッツと泣きデレに萌える初回でした。

丸顔の女の子が照れたり泣いたり可愛いアニメですね。
言いたいことも言えずにカタカタする宇佐美さんがとっても面白可愛かった！

女の子の可愛さの描写には定評のある及川監督と、りぜるまいんはじめ多くの作品で知られる荒川氏がシリーズ構成という事で、個人的に今期最も期待していた作品です。

そしてTBSのこの枠の作品なのでコメディタッチのほのぼのしたアニメになると思っていましたが、初回は美術部で理想の二次元嫁を描く内巻くんと、彼のことが好きな宇佐美さんの関係を描く賑やかなエピソードでした。

内巻くんは二次元の女の子にしか興味がないので、彼をラブな視線で見つめる宇佐美さんが報われることは難しいと思いますが、彼の一挙一動に右往左往したりグルグルする宇佐美さんが面白いですね。

さておき、内巻くんが美術部に入部して以来、宇佐美さんは彼が好きなことに夢中になっている姿にときめいてしまったようですが、ある日最高の二次元嫁を描きあげたら退部すると彼は言い出したんですね。

そして内巻くんとお別れしたくない宇佐美さんは彼に退部しないでって言いたいけれど、なかなかそれを言い出せない。
言おうとしても結局違うことを言ってしまう宇佐美さんが純情というか、好きであればあるほど肝心の一言が出て来ないといったところでしょうか。

そんなジタバタしたり上手くいかない宇佐美さんが可愛くて仕方ありませんが、いよいよ内巻くんが最高の二次元嫁を描きあげようとする直前に、偶然彼に出会った宇佐美さんは意を決するんですね。

しかし、それでも言えない。
内巻くんはひょっとしたら自分が退部するのが寂しいの？と宇佐美さんに言いながら、彼もテレていたんでしょうか。
そんなことないよね的なことを言ってしまいましたね。

そんな彼にいつもの様に言葉を返す宇佐美さん。
けれどもその瞳からは大粒の涙が次々とこぼれてしまいました。
いわゆる泣きデレという日常ラブコメアニメの最高に萌えるシーンですね。

幾多の二次元美少女たちが僕たちを泣かせ、キュンキュンさせてきた最終兵器みたいなもんです。
これと笑顔が合わさると萌え死にすること待ったなしですね。

なので初回はこのシーンだけで満足してしまったのですが、泣き顔を見られて気まずい気持ちでいっぱいだった宇佐美さんに、部室で再会した内巻くんはまだやめませんと言ってくれました。

ただ内巻くんが二次元嫁を描きあげることからはブレそうにないのが困ったところですが、彼の横でバタバタする宇佐美さんを、これからまったりと見て楽しんで行こうと思います。

ともあれ、暫くは新キャラの投入回になりそうですが、おんにゃこの可愛いところを堪能して、キュンキュンしたり笑ったりしながら、ちょっぴり癒されるといいですね。