Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! 第6話「凍てつく敵意」感想 田中さんがカラドボルグよりも強くて熱いのが分かった。

美遊ちゃんをいじめるダリウスは許さないよ！

エリカを迎えに来たダリウスはエインズワースの当主でパパですが、娘と仲の良い美遊になぜあんな血の儀式のような事を強いるんでしょうか。

ダリウスはそれによって美遊という聖杯の噐をめぐる物語が7枚の石板に刻みつけ、全てが揃った上で聖杯を召喚しようとしているんだと思いますが、なぜそんなまどろっこしい事をしているんでしょうね。

ギルの知らない宝具をはじめ、クラスカードを作る能力を有する彼ならば、イリヤたちに構ってないでさっさと聖杯の召喚に入ればいいのにそうしないのは、何か自分のしている事に美学を求めているようなところがある彼が、聖杯召喚に至るプロセスを自分の考えた最高の魔法の儀式として成功させたいからではないかと思いました。

高度な能力を持つ魔術師ゆえのこだわりを彼の言動の端々に感じますね。
そして、エリカに対する時とはまるで別人のような残忍な顔を美遊に向ける彼ですが、後者の方が彼の本当の素顔だとすると、娘のエリカが可哀想ですね。

エリカはむやみに戦ったりしてはいけないと言っていたイリヤの事を、美遊には父親を攻撃したから嘘つきだったと彼女に会いに行った感想を伝えていましたが、ダリウスに育てられたのが原因なのか、ちょっと普通とは感覚のズレてしまっているエリカを、美遊はただ優しく抱きしめてあげるしかないのが切なかったです。

なのでイリヤには美遊だけでなく、エリカも救ってあげて欲しいと思いますが、そのあたりは美遊が助かったら間違いなくイリヤに伝えてくれると期待しています。

ともあれ、先ずは強大な力とギルの知らない宝具を使うダリウスを倒さねばなりませんが、この難敵を攻略する鍵はどこにあるんでしょうか。

Fateの世界には士郎のように一つの能力が特化したゆえに強者となるパターンもあるので、もしダリウスがそのタイプであるなら、彼の魔術や力のベースが何処にあるのか突き止めれば対策も打てると思うのですが、それに迫るきっかけが何か欲しいところです。

それを受け持つのがエリカなのか、それとも囚われている美遊か士郎になるのか気になるところですが、今は次回を楽しみに待ちたいと思います。

ヒロインが陵辱されるようなシーンはあまり好きじゃないので、一日も早く美遊が助かるといいですね。
それにしても今回のエンドカードは誰得なんでしょうか。
麻婆ネタといい、いろいろと遊びすぎですね。まあそれもFateシリーズならではのノリですけどね。