2016
08/26
金

ラストに向けて猛烈に面白くなってきたクロムクロ。
マクロスでもないガンダムでもない絵作りにただただ感嘆するばかりでした。
ロボットアニメの名作になりつつあるんではないでしょうか。
エフィドルグの母艦から空を埋め尽くすように地上へと迫る鬼たちに終末観を感じ、降り立つ母艦を下のアングルから映したカットは大迫力に満ち満ちていましたが、彼らを迎え撃つガウスとクロムクロの戦いも見どころたっぷりでしたね。
しかしそんな戦いから外されたソフィーと、彼女に恥ぬ戦いをすると誓い出撃したセバスチャンのそれぞれの戦いがめっぽう熱かったですが、今自分ができる事をするソフィーと、爆発の中に消えて行ったセバスチャンが、いつか合流する時が来るのを今はただ信じんて待ちたいですね。
そしてかねてよりの謎だった雪姫とムエッタの関係について明らかになりましたが、やはり雪姫のDNAを使ったクローンという事でした。
ただムエッタの持つ記憶には雪姫から得たものと、彼女独自の記憶が混在しているようですが、剣之介やソフィーをはじめ、もう誰もが彼女が死ぬ事は望んでいないので、全てが終わった後も生きると剣之介が由希奈に約束したように、彼女もまたエフィドルグとの戦いが終わった後にどう生きるのか気になるところですね。
ともあれ、エフィドルグの母艦は黒部の研究所に降り立ち、要石の回収というそもそもの目的を果たしたわけですが、彼らによる地球人への洗脳行為も同時に進行しているので、このまま引き上げてはくれないんでしょうね。
ゼルも剣之介の前に現れて協力してくれましたが、このまま地球の支配に彼らが行動を移した場合には、クロムクロが空を飛ぼうが全く間に合わないという感じもします。
しかしそこで気になったのが、黒部の研究所の責任者である由希奈の母がエフィドルグの様子に何かを感じていたようなシーンでした。
洗脳に使っているナノマシンではなく、もっと根源的なエフィドルグの弱点について彼女が気がつき出したのではないかと思いましたが、もしそうならばまだ地球人には反撃の目が残されているんじゃないでしょうか。
水中戦によってダム湖に激しい渦が起きたり、青龍刀らしき剣を振るう神美のガウスの剣戟など、圧倒的な数で迫るエフィドルグに敢然と立ち向かう戦士たちのバトルシーンは変化もあって凄いものばかりでした。
兎に角も地球側にとっては圧倒的な敵の数をどうするかにかかってくると思いますが、その辺りの展開を楽しみに先ずは次回を待ちたいと思います。






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