あまんちゅ！ 第10話「今日という一日を迷うコト」感想 三人のらしさを感じる水着のチョイスに作品のセンスの良さを感じますね

そうか、迷うコトってチャンスなんだ。
バディになりたいと、思わず近づいて行くぴかりとてこがいいですね。

休日に目を覚まして今日は何をしようかなと思う愛の家に、ぴかりとてこがお誘いに現れました。
髪を留めてない姉ちゃん先輩の映像で一話丸々放送してくれても良かったんですが、サトジュン監督作品には珍しい水着回となりました。

さて、ダイバー用の日記をショッピングモールに買いに行く途中の電車で、ぴかりとてこがあんまり姉ちゃん先輩を持ち上げるもんだから、テレた彼女が誠に向かって高速足蹴りをするシーンが面白かったですね。
いつも蹴られている誠が透明になってそれを全てかわすのぱマンガチックな演出でしたが、デフォルメ以外のこういうシーンが原作でどうなっているのか非常に興味のわくところです。

そしてお店に到着したぴかりとてこのお買い物の様子が普通っぽい雰囲気で描かれていましたが、それがかえって良いというか、この作品らしいなぁと思いました。

ただお話はそのまま終わらず、つい見てしまった水着の半額セールの文字に女子高生三人組は大きく心を揺さぶられるコトになってしまいましたが、見ちゃいけないでも気になる！を繰り返す姉ちゃん先輩が楽しかったですね。

結局三人は試着して水着を購入することとなりましたが、買い物の帰りにぴかりが海に行こうと言い出して、そのままレッツラゴーしちゃいました。

弾けそうな、いや実際弾けたこともあるという姉ちゃんのビキニ姿が画面いっぱいに映った時は、思わず画面の前でダイナマイトどーん！とガッツポーズを作ってしまいましたが、ぴかりの短パンビキニ姿も今の君はピカピカに光って~♪とつい歌いたくなるレベルの素晴らしさでした。

もちろん、黒髪ロングの似合うてこが純白のワンピース水着を選んでいたのはグッジョブでしたね。
三人らしさを感じる水着の選択に、スタッフさんのこだわりとセンスを感じました。

ともあれ、携帯で思い出のシーンを撮るのでもなく、この楽しい海べのひとときをてこは心に撮りためたんでしょうか。
ぴかりの祖母に聞かれるまで携帯自体を鞄から出すことすら忘れていた彼女は、ぴかりと出会ってからいろんなことが変わってきていますね。

そしてその変化の途中で彼女はいっぱい悩んだり、自分にダメ出ししてしまったりするようですが、ぴかりに言わせれば悩むこともチャンスなんだよというコトでした。
自分だって悩んだり迷ったりするけど、それをチャンスというぴかりに、もう我慢できない様子で彼女の側に向かっちゃうてこを、見ていてテレてしまうほど可愛いく感じました。

やがててこが海に飛び込み、バディになりたいと叫び合い近づいて行く二人に、もう十分バディですよとツッコミつつも、ハートはもうキュンキュンになっていました。

次回はちゃ顧問のお話になるようですが、それを挟んでいよいよみんなでレッツダイビングの回が来るんでしょうか。
ラストまで楽しんで視聴して行きたいと思います。