2016
09/11
日

倒れていたルチアをちはやが見つけ小鳥が治す。
ルチアと諍いのあったちはやにこの役が回ってきた事は、きっと運命ですね。
聖女が先代の記憶と気持ちを受け継ぐ存在である事が明かされましたが、若い頃のさくらや朱音の様子を見ていると、受け継ぐと同時に元の人格や想いが押し消されて行くように感じますね。
そして現聖女のさくらが意識を失って倒れたのと時を同じくして、朱音の身にそれが起き始めたようですが、徐々に失われて行く自分をまだ留めながら瑚太朗たちのために手を打ち、ミドウにチラノを与えて人類の破滅の蓋を開けようとする聖女に抗う朱音が痛々しいですね。
それが彼女の戦いなんでしょうけど、長い時の中で傷つき澱んでしまった聖女の心をすくい上げるのはオカ研のみんなにその役割りが巡ってくるのを期待したいですね。
そういう事を含めて、ちはやがルチアをみつけ、ルチアがなぜ手袋を外さないかの理由を知り、本来ガーディアンとガイアという敵対する組織に席を置きながら、人は戦いや諍いから脱し得ない地球を傷つける存在だという結論に向かいつつある篝を前に、私たちはオカ研の仲間だと再確認して笑顔を取り戻すところは大きな意味があったんじゃないでしょうか。
ひょっとしたら物語はムーンやテラに進まず、オカ研メンバーが揃ってのヒロインが誰も退場しないエンドを目指しているのかもしれませんが、オープニングを含めて度々登場する月から篝が何かを感じているようなシーンや、今回の終わりに聞こえ出したガイアからの歌声に反応して口を開けかけた篝が不穏に感じられて仕方ありませんね。
ともあれ、先ずはルチアが生還できた事と、露天風呂で語り合う小鳥たちの様子に目尻が下がってしまいましたが、チラノを伴って森に来るだろうミドウや、ルチアが心配でたまらない静流の動向が気になるところです。
ヒーコーの掛かったルチアを篝がペロペロしたり、篝に抱きついてペシペシされたりぶん投げられる瑚太朗の楽しいシーンもありましたが、次回は全編バトルとシリアスに溢れた展開となるんでしょうか。
次回も楽しみにしたいと思います。







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