ステラのまほう 第2話「たのしい創作」感想 絵、楽しみにしてます。私も… たどたどしい椎奈部長もアリかもしれない。

創作した作品を見られるのって恥ずかしい事でもあるんですね。
オリジナルは絶対死守するレディーの珠輝と、あやめの攻防が面白い。

2話になって各々の個性が見え始めて来た感じですね。
渋いおじさんキャラを描く珠輝に、腐女子と百合っ子の側面を持つ幼馴染の裕美音。
サウンドクリエイターの作業に取り掛かると他のものが一切耳に入らなくなる歌夜。

そして、みんなを引っ張って行くはずの部長である椎奈が実はコミュニケーション苦手な人で、話している裕美音たちを見て、これがコミュ力かと感心する彼女に笑ってしまいましたが、ゲーム制作に加わってこれから初めて尽くしになる珠輝の手を引いてあげれるのか、ちょっぴり心配になって来ました。

さておき、SNS部のゲームのキャラを模写したスケッチブックを手にした珠輝は、模写のページをみんなに見られるのは良いみたいですが、自分の思うように描いたページを見られるのは超がつくほど恥ずかしいようですね。

そして、そのページを開こうとするあやめに反応して、ここから先は絶対死守するモードになる珠輝が面白かったです。
珠輝が顔を真っ赤にして湯気を出すようなシナリオを描くあやめもどっこいどっこいですが、恥ずかしいと思う自分の創作をお互いに晒しあってこそ理解も深まるというものですね。

これから力を合わせてゲームを作って行くんですから、闇のノートを見られたあやめには災難でしたが、裕美音の妄想も捗ったようで、結果オーライじゃなかったかと思います。

ともあれ、そんな賑やかな展開の中にも、珠輝と裕美音が仲良さそうにしているところや、みんなでお弁当を開いてるところ、そして歌夜のストッキングを履くフェチなシーンを入れたりと、日常を眺める楽しさを感じる場面を忘れないのも、きららアニメらしい作りでしたね。

お話はゆっくりとしたペースで進んでいますが、初めてPCで絵を描くことにチャレンジする珠輝や、謎のコスプレをしていた先代部長さんがどんな人なのか、先ずはその辺りを楽しみに次回を待ちたいと思います。