灼熱の卓球娘 第3話「好きっ!!」感想 試合をして仲良くなった、こよりとあがりの日常も見てみたい。

こよりとしながら好きっ!!を感じてしまうあがり。

こよりと一番の座を賭けた卓球の試合に臨むあがりは、何をやっても平凡だった幼い頃に、卓球をしてみんなの注目を集めた事を思い出していました。

その時のみんなの羨望の眼差しや褒めてくれる言葉が彼女を突き動かし、努力を重ねて今のエースの座を手にしているようですが、こよりに負けてしまうと人気も含めて何もかも失ってしまうので、絶対に負けられないということでした。

あがりは初登場時でもみんなに注目されるのが何よりも嬉しい娘と云うのが描かれましたが、今回は彼女について深堀りをしながら、やがていつからか感じなくなっていた卓球が好きっ！という気持ちを思い出していくエピソードでしたね。

さておき、こよりとの試合の方は序盤で早くも負けモードに突入したものの、中盤北のドライブマンと呼ばれるあがりの得意とするドライブ戦法が型にはまり、強烈なバックハンドスマッシュでこよりを追い詰めて行きますが、そうなると目覚めてしまうのが主人公の底力ですね。

あがりの攻めに口元に笑みを浮かべたこよりが顔を赤らめ、上気したようにスマッシュを打ち返しはじめていく姿はちょっぴりえっちな感じもしましたが、汗だくになりながらその打球をフォアハンドで返すあがりがもう大変なことになっていましたね。

球を打つ感触に卓球が好きっ！という感情がよみがえり、いつから私は感じなくなっていたのだろうとハートが登りつめて行くあがりから飛び散る汗が、これは汗だけなんだろうかと思ってしまうようなシーンの連続でしたが、びちょびちょになりながら負けても満足そうだったあがりにハァハァしそうになりました。

そんなあがりにこよりは名前呼びで声をかけながら手を伸ばしますが、ラケットとラケットを合わせてまた一緒に楽しもうと心を通わせ出した二人が可愛かったですね。

あがりにまちょっぴりツンデレさんなところがありますが、純粋で朴訥なこよりが彼女を巻き込んじゃうカップルになって行くのかもしれませんね。

お約束の糸目最強キャラっぽい先輩も姿を見せ、次回どんな展開があるのか楽しみなところですが、こよりとあがり二人の日常風景とかも見てみたいと思います。