ステラのまほう 第5話「カウントダウン」感想 椎奈は部長としてずいぶん成長していたんですね。

椎奈部長のマネジメント能力とみんなの頑張りが発揮されてゲームは完成した。
クオリティを抑えてイベントに間に合わせた、椎奈の手腕と決断に拍手してあげたいです。

珠輝が風邪で倒れたので急ぎお見舞いに駆けつける椎奈とあやめでしたが、珠輝の部屋が今日は部室と言う椎奈の言葉の意味を知って、珠輝は安堵したようですね。

基本的に各々が楽しんでゲーム作りができるようにと常々気を配る椎奈は部長業が板に付いている感じですが、翌日風邪が良くなった珠輝が学校に行ってからが今回の修羅場の始まりでした。

そして夏コミ参加の抽選に落ちたSNS部は、あやめがこんなこともあろうかと押さえていた円盤オンリーイベントへと参加することになりましたが、結果ゲームをあと6日で完成させないといけない状況を迎えてしまいましたね。

なのでその日から制作ペースを一気にあげたんだと思いますが、イベント前日には学校に泊まり込んでの作業をすることになり、出かけて行く珠輝に持参している枕を使う時間があるのかなと裕美音がボソッと漏らしていましたが、クオリティの妥協点を決めてメンバーに指示を出す椎奈の手腕もあって、見事にゲームの完成へとこぎ着けましたね。

途中音楽担当の歌夜が凝ったものを作ろうかと連絡を入れて来ましたが、そこは強硬に注文通りに制作してとPCをガタガタさせる椎奈が押し切った感じでした。

そのせいなのか、突如連絡が一切取れなくなった歌夜がゲーム作りから抜けるだけでなく、もう今後部に帰って来ないのではと椎奈とあやめは思ってしまったようですが、歌夜は集中して楽曲作りに励んでいてくれたようですね。

その辺りクオリティを抑えて決まった期日までにゲームを完成させようという椎奈の賭けでもあったわけですが、その気持ちを理解してできる限りのいいものを作ってくれた歌夜はプロフェッショナルだったと思います。
そして、かねてからマネジメントの必要性を感じ、その役回りをこなす椎奈も制作チームのリーダーとして立派にやり切りましたね。

椎奈はマネジメント者の加わった制作運営の仕方をステラのまほうと珠輝に説明していましたが、出来上がったゲームもステラのまほうという名前なのが、みんながどうしたらゲーム作りを楽しめるかを追求して来た椎奈の想いを象徴しているように感じました。

ともあれ、完成したゲームを持って、SNS部はそのままイベントへと出かけて行きましたが、初めてそうしたイベントに参加する珠輝が会場でどんなことを経験するのか、中盤のヤマ場となりそうな次回を楽しみに思います。





TB送信先 http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-5520.html
http://arpus.blog121.fc2.com/blog-entry-3523.html
http://blog.livedoor.jp/katsux2/archives/52025862.html