うどんの国の金色毛鞠 第5話「骨付鳥」感想

もふもふと温泉、そしてパイナップルに和みますねぇ~♪

頼みごとがあると中島を呼び出し、彼の好物の骨付鳥を馳走する宗太。
一緒に食べに行ったポコの見事な食べっぷりに、中島も堪らず肉にかぶりつきましたが、宗太のお願いと云うのは卒業した高校の同窓会用に頼まれた、恩師たちの写真の撮影に付き合って欲しいというものでした。

そして彼ら二人は久しぶりに先生と会って語らいますが、高校時代の試験の点数で今更ながら張り合う宗太と中島が楽しそうでしたね。
先生の方もそんな彼らに再会して、当時と変わらぬ風景に当てられてしまいましたが、彼らに対する優しさや気持ちは今も失われず、いつまで経っても生徒と先生という関係が変わらず続いているのは、見ていてほっこりしてしまいました。

さておき、頼まれた事を済ませた宗太たちは校庭に停めてある中島の車のところに向かって歩いていたんでしょうか。
突然現れた大きな白い犬にポコが追いかけられて大ピンチという感じでしたが、あわやというところで中島がポコを庇ってくれました。

それはまだ幼かった宗太が苛められた時に、すっ飛んで助けに来てくれた中島を思い出させましたが、口は悪いが良いところのある、ちょっぴりガキ大将のような中島は今もそのまんまの友達でしたね。
大きな犬が製麺所で宗太が出会った藤山さんの飼い犬だったのは出来過ぎな感じでしたが、もふもふするポコと彼女が可愛いのでこれはこれでアリな展開だったと思います。

ともあれ、宗太の頼みを聞いてあげた中島は今度は自分の用事に付き合って欲しいと言い出しますが、それは父親と会う事について来てくれというものでした。

そして父親と中島の話すところを見ていると、二人の間がなんだかギクシャクしてしまっているのを感じましたが、ギックリしていたのは父親の腰の方で、彼を連れて四人で温泉へと行く事になりましたね。

そこで身体を中島に洗ってもらって湯に浸かるポコがとっても可愛かったですが、気持ち良過ぎてつい狸の姿に戻ってしまうポコの表情に思わず癒されてしまいました。

そして身体があったまって気持ちもほぐれたのか、父親がギックリ腰をやった自宅のハウスにふと目を向けた中島が、自分が子供の頃から好きだったパイナップルを父親が作っていたのを知るんですね。

まだ痛みの抜けない父親の腰をさすってあげる母親が過ごすリビングに、何気にパイナップルを剥いて現れた中島。
彼は一言、美味いと言ってそれにパクつきますが、涙を浮かべて嬉しそうにする母親の側で横になっていた父親もかなり嬉しかったんじゃないでしょうか。

そんな家庭のひとときを見ながら、心が沁みるように和んで行くのを感じました。
ファミリー主体の癒しアニメという感じになって来たうどんの国の金色毛鞠ですが、次週は宗太の勤める東京の会社絡みのお話になるんでしょうか。
次回も楽しみにしたいと思います。