第502統合戦闘航空団 ブレイブウィッチーズ 第5話「極寒の死闘」感想 ウィッチに不可能はない！はっはっは！！

可愛いと美味しいが揃った、寒くて熱い回だった。

下原定子の作るシチューの味見に調理場を訪れていたジョゼ。
その美味しさに満足しているジョゼを見ていると季節がら温かいものが食べたくなってきますが、ラストで登場した下原が焼いた玉子焼きがかなり美味しそうでした。

さておき、12月頃になるとネウロイが勢力範囲にしている地域の湖が凍り、それによって彼らが南に侵攻して来ると予測したラル少佐は、さっそく下原とジョゼを偵察に向かわせますが、遠距離飛行の訓練も兼ねてひかりも同行するように命令されました。

しかし彼女たちは冷気を放射する新型のネウロイと遭遇し、功を焦った下原の突撃をきっかけにして次々と墜落することとなりましたが、魔力の弱いひかりはバリアを上手く張れず頭から雪の中に突っ込んでしまいましたね。

下原も502のみんなから料理の腕を褒められるたびに戦いの場面で活躍できない事が頭を過ぎり、遠距離視の固有魔法を使ったまでは良かったんですが、史上初となるネウロイの冷気攻撃にあえなく攻撃力を奪われてしまいました。

そしてジョゼにしても伯爵から可愛いともてはやされたり、自分が部隊でできる事などに悩んでいたようでしたが、それぞれに悩みを持つ先輩ウィッチと成長途中のひかりの三人が、最悪の状況でもけっして諦めず、ついに力を合わせて新型ネウロイを撃破するのは熱いものがあったと思います。

シーン的には身を寄せ合って凍傷の危険があったひかりを救い、アンダー姿で暖を取る眼福なパートもありましたが、戦車を見つけて武器を工夫して作ったり、ひかりが下原を支えてネウロイにトドメをさすのは、彼女たちの今までの経験やウィッチに不可能はないという言葉に代表される不屈のガッツを感じました。

けっしてヒーローでもなく、飛び抜けて強い力を持つわけでもない彼女たちが自分たちがやるんだという決意をもってネウロイを倒した、とてもウィッチーズらしいエピソードだったと思います。

ともあれ、次は6話、7話と続くファンには期待の回が巡ってきますね。
エイラーニャに続くブレイブのカップルが描かれるのか、それともOVAでは温存されたと言われる本人たちが登場するのかめちゃめちゃ気になるところですが、先ずはミーナの「プチッ」に続く名シーンが飛び出すのを楽しみに、次回を待ちたいと思います。