2016
11/11
金

西岡かっこいい!そして、いい彼女さんだなぁ。
辞書作りを会社に辞めさせまいと奮闘した西岡は、自身がただでは済まないと予想していた通り、会社から宣伝部への移動を言い渡されました。
そしてそんな彼の気も知らず、馬締は香具矢に渡す恋文のチェックをお願いしていましたが、辞令を自分の腹の内に収めた西岡は、自分の事は置いてその恋文を読んでくれましたね。
15枚にも及ぶ内容と量が普通では考えられないものだと思いますが、読んでいる内に西岡は馬締らしくて良いと感じたようですね。
そして社に帰って、辞書作りを邪魔するために会社から与えられた国語辞典の改定も手を付けながら、大渡海の下書きが上がってきたのを嬉々として見ているみんなの様子を見て、西岡の中に移動するまでに自分のできる事は全てやって行こうという決意がふつふつと湧き上がって来たんではないでしょうか。
愛すべき同僚のため、そして辞書編纂部で世話になった人たちのため、なにより自今の仕事に面白みを見つける事ができた自分のために、彼は自分の全てを出し尽くすまで頑張るんでしょうね。
そして、帰りが遅くなった彼を待つ恋人が、心配というか、その日は電話でしか話せなかったのでまんじりともしない気持ちで彼の帰りを待っていましたが、帰るなり彼女にもたれ掛かるように突っ伏した西岡に押し倒されてしまいましたね。
しかし、その日は自分を燃え立たせるためのお酒だったのか、彼女に抱かれた形になった西岡が、自分のできる事は全てやって行ってやる!ともらした言葉に、彼の気持ちを理解して微笑む彼女が素敵でした。
頼りがいがあるというか、自分の事を幸せにしてくる人だと、ひとりの女性として感じていたのではないでしょうか。
いい彼女がいてくれて、西岡は幸せ者ですね。
ともあれ、馬締は香具矢の帰りを下宿屋の玄関で待ち続け、普段とは違う彼の様子を見てとったタケさんが気をきかして早々に寝所に行ってしまいましたが、その後ちゃんと香具矢に恋文を渡す事が出来て良かったですね。
ただ、僕の気持ちですと言って渡したものの、突然渡された方の香具矢はきょとんとしていましたが、さて、西岡が気持ちが伝わると言っていた恋文はその力を発揮してくれるんでしょうか。
その辺り次回の香具矢の反応が楽しみなところですが、西岡が宣伝部に移る事を編纂部のみんなが知ることになるのはいつ頃になるんでしょうね。
お話が丁度この先どう転ぶかわからない面白いところに差し掛かりましたが、先ずは次回の展開を楽しみにしたいと思います。




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