フリップフラッパーズ 第6話「ピュアプレイ」感想 いろは先輩とマニキュアの匂い。

ココナとパピカがいろちゃんとして体験したのは、いろは先輩の過去だったんだろうか。

マニキュアをつける資格が無いという言葉を漏らしたいろは先輩は、過去におばあちゃんとの約束を果たせなかったんじゃないかと思いました。

そしてこれまでも様々なピュアイリュージョンの世界へ行ったココナとパピカでしたが、前回からの事も合わせてみると、学校に誰かが残してきた想いや、いろは先輩という個人が過去に置いて来てしまった想いを、形の定まらない物質のアモルファスがコアになって世界を形作っているのではないかと感じました。

そしてアモルファスを求めるココナとパピカが誰かのあるいは物に残った想念をすくい上げる事で開放し、それで初めてアモルファスの回収が可能になるんだと思いますが、想いをひとつの形にして世界を形成してしまうアモルファスを集めて悪用したらとんでもない事になりそうですね。

果たしてヤヤカの属している組織が現実の世界を全く異なるものにしてしまおうとしているのかは不明ですが、もしそうならば今ある全てが失われてしまう事になるんでしょうか。

ココナとパピカはこれからもいろんなピュアイリュージョンの世界をめぐる事になりそうですが、彼女たちのいる研究所の博士の目的も気になるところですね。

ともあれ、もしいろは先輩がいろちゃんだとしたら、マニキュアを塗ることができるようになった彼女の気持ちはココナとパピカに救われたんでしょうね。

そしておそらくココナの夢に何度も出てくる少女の心も、ココナ自身が救うことになりそうな気がしますが、ココナとおばあちゃんが実はあの少女ではないかと考えています。
しかしココナひとりでは荷が重く、パピカの出番となるんだと思いますが、アモルファスとピュアイリュージョンの世界の核心が明らかになる前のラスボスとなるんじゃないでしょうか。

次回は水着のカットもあるようで、全てが明かされるのはもう少し先になりそうですが、とにかくも核心に一歩一歩近づいているのは間違いないですね。
不思議な世界観が面白いフリップフラッパーズの次回を楽しみにしたいと思います。