2016
11/13
日

平和な世の中だったらずっと一緒に楽しんでいられたのに…
なぜ時代はフィーネとイゼッタに戦いを強いるのか。
ゲルマニア帝国の空母・ドラッヘンフェルスの動向をはじめ、今後について話し合う各国の要人たちの前に現れたフィーネは、ブリタニアの地まで魔女イゼッタの力でやって来たと言う。
そしてその魔力を披露するイゼッタに要人の中から、たった一人では全体の戦局を変えることは叶わないと声が上がりましたが、二人を紹介したブリタニアの外務大臣は皆に先ずはイゼッタの活躍を見て、それから今後の事を考えて欲しいという感じでしたね。
ただここで気になったのが、ブリタニアが合衆国に参戦して欲しそうにしていたところで、第二次世界大戦の時にチャーチルがアメリカを戦争に引っ張り込んだのが頭を過ぎりました。
それ以降戦勝国となったアメリカが世界の警察官として動く事になって行くんですが、70年たった今新たな大統領の誕生で第二次世界大戦前の自分の国が良ければいいじゃん!というアメリカに戻ろうとしているんですね。
なので意外としっかり時代考証した上で作品を組み上げていると感じましたが、タイムリーなネタはここまでにしておきます。
さて、今まで世間から疎まれていた力を使って、姫様のために働けるというイゼッタがとても嬉しそうにしていましたが、共に空母・ドラッヘンフェルスへの攻撃に向かったブリタニアの隊長さんがそれを聞いて、俄然イゼッタを応援してあげたい気持ちが湧いたようですね。
命がけで任務に当たっているのですから、協力して作戦を成功させようという気持ちは元々あると思いますが、普段男臭い戦場で健気な女の子の真剣な顔を見たら、応援以上の気持ちを持っても不思議ではありませんね。
大きな魚雷を引き連れて敵空母に向かったものの、待ち構えていた飛行隊によってかなり危険な状況に陥ったイゼッタを、敢然と救援に向かう隊長さんにかなり興奮して、一人だけの奮闘が続いていたイゼッタを助けたり支援してくれる人が現れたことに、なにより気持ちがスカッとしました。
そしてイゼッタも見事任務を遂行する事ができましたが、帝国のベルクマンによると空母は魔女の弱点を見つけるための囮だったという事でした。
エイルシュタットの旧都にも関心を寄せる彼はそこにあるという魔女の情報を探って弱点の核心に迫ろうとしていますが、ここで旧都潜入に名乗り出たのが彼の部下のリッケルトでしたね。
はてさて彼がレイラインの情報を得た時に、お話がどう転がり出すのか楽しみなところですが、ベルクマンはどうもイゼッタに対抗させる魔女を用意しているようです。
たしかイゼッタは魔女はもう私一人だけになってしまったと言っていたはずですが、ベルクマンの用意する魔女とは、帝国の技術を持って作られた魔女モドキなんでしょうか。
立身出世のために旧都に潜入するリッケルトと、帝国の魔女に注目しながら、次回を楽しみにしたいと思います。










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