2016
11/25
金

西岡さん彼女とゴールインする覚悟を決めたかな?
土下座しなかった彼のシーン最高でしたね。
外部発注していた辞書に載せる原稿が届き、その校正や掲載するための取捨選択について話し合う西岡と馬締。
そんな二人の話し声が耳に入って来た松本先生は、諸用の時間が迫っているのも忘れて、二人のやりとりを聞いていたようですね。
そして先生によれば、二人が辞書編集の仕事を続けている内に、良いコンビになって来ましたねということでしたが、普通深夜アニメでは見られない仕事をする大人同士の会話のシーンが新鮮と言うか、辞書編集という世界観に引き込まれて行く感じですね。
さておき、西岡と一緒に、と言っても原稿の削除箇所などの判断はほぼ馬締によるものでしたが、後日それについての連絡を受けた執筆者の大学の先生から西岡宛にお怒りの電話がかかって来ました。
周りに気をつかった西岡はなんでもない普段の連絡のように受け答えしていましたが、早速大学へと会いにむかいました。
そして、その怒りをストレートにぶつけてきて、西岡を試すように土下座まではしてくれとは言わないがと斜に構えた先生に、西岡はしょうがないかと土下座しそうになっていましたね。
しかし、その瞬間彼の頭を過ったのは今まで編集部で共に仕事を進めてきた自身とみんなのビジョンでした。
そして、彼はそのことに誇りを感じていたんでしょう。やおら姿勢を正した西岡が口にしたのは辞書編集の仕事への気概と、先生を違う方向からたしなめることでしたね。
おそらく癖のある先生用に不足の事態を切り抜ける情報集めも前もってしていたんだと思いますが、乗るか反るかの大博打でもあったと思います。
ともあれ先生との交渉も上手く行き、大学から出て来た西岡は彼女に会社の人と会うかもしれない店でイカスミパスタを一緒に食べようとメールを送りますが、私生活の方もこの勢いに乗ってゴールインする覚悟を決めてしまったんでしょうか。
清々しさの溢れる西岡の表情がとても印象的でした。
そして、残り一月ほどで彼は宣伝部に移動となりますが、思わぬことから出会った馬締との信頼関係を失わずに、これからも遠くから応援してくれるんでしょうね。
それに甘えず馬締も内に外にと頑張るんだと思いますが、さて、不慣れな交渉事などを馬締がどう乗り切って行くか等々、今後の展開を楽しみにしたいと思います。






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