2016
12/04
日

フーカVSリンネ。
フーカの想いを拒絶するリンネに、かつてのフェイトちゃんの姿がダブって涙が止まらなくなってしまった。
平成のこの時代に殴り合って友を助けようとしたり、わかり合おうとする作品を見ることになるとは、ViVid Strike!の放送が始まるまで全く予想もしていませんでした。
しかも可愛い女の子がです。自分の内向きさが最悪の事態を招いたとリンネは自らを苛み続け、性根を叩きのめすと言いながら手を伸ばしてくれる幼馴染のフーカをかかわらせまいと拒絶し、強くなれば何も失わないで済むという想いにすがるように、リンネは戦いの最中にも更に深みへと迷い込んで行ってしまう感じでした。
どこまで強くなっても過去が変わることはないのに、そんなことはリンネもわかっているんでしょうけど、もう自分では止められないんでしょうね。
しかし、フーカは違いますね。
リンネを信じている。そして言葉も拳も気持ちも全てがリンネに真っ直ぐです。
関わらないでと言われても、それが彼女にとってどんなに悲しい言葉であっても、その拳をリンネに伸ばすことをやめるわけがありません。
かつてリンネの繋いでくれた手のぬくもりが、自分の拳を通して今度は彼女に伝わるまで手を伸ばす事をやめはしないはずです。
説得なんてフーカにできるはずもないし、そんなのなのは世界らしくないのでありえませんね。
そして、戦いながら気持ちをぶつけ合う二人と、なかなかフーカに救われようとしないリンネを見ていると初期のなのはVSフェイトの時のフェイトちゃんとダブってしまって、前半あたりから泣きながら見ていたんですけど、次回二人の戦いがどんな結末を迎えるのか、気になってしかたありません。
ともあれ、戦いの展開的なところに着目すると、フーカが実は拳の硬さに秀でたところがあって、北斗水影心のようにヴィヴィちゃんやリオの技を次々と繰り出したり、リンネの筋力とはまた違う拳の硬さと技の吸収力に特化しているのが描かれて面白かったですが、二人が激しい雨に打たれる中で戦うという演出も良かったですね。
果たして、みんなが見守る中でリンネの自らにかけた呪縛をフーカは見事砕く事ができるんでしょうか。
一刻も早く、泣いているリンネを抱きしめてあげて欲しいですね。
次回も楽しみにしたいと思います。












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なんだこいつら・・・
悠遊自適 2016/12/05 -
評価 ★★☆ 史上最強の弟子
パンがなければイナゴを食べればいいじゃない 2016/12/05
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