第502統合戦闘航空団 ブレイブウィッチーズ 第8話「君の瞳にぶどうジュース」感想 FP45は伯爵の胸元に

ブリタニアからムルマンに向かう大規模輸送船団の護衛に向かう伯爵たち。
クルピンスキーがそのチームに選んだのは直とニパ、そしてひかりの三人でしたが、任務に出発する前から美味しいお酒や可愛い女の子と出会うのを楽しみにする伯爵に、ロスマン先生からキツイ一発が送られたみたいですね。

しかし長らくネウロイとの戦いに携わってきた伯爵が直たち三人を選んだのが、成人すると魔法を使えなくなるウィッチの世代交代というか、常に彼女たちウィッチを悩ませる切ない問題を乗り越えて、次世代のために経験を伝えたり、その成長に力を尽くそうという先輩ウィッチたちの持つ想いからでしたね。

そう話し合う伯爵とロスマン先生の様子になんだか切なくなってしまいますが、だからこそ多くのウィッチーズが羽ばたき、501によるネウロイの巣の破壊という成果にまで至ったんだと思います。

さておき、近年3Dプリンターでも作られるという事が有った単発銃のFP45リベレーターですが、元々フランスのレジスタンス支援用に短時間でとにかく量産できるこの銃が産み出されたようです。

そして直とニパはネウロイには全く役に立たないだろうという性能を知っていたのでなんで補給物質にこれが紛れ込んでいるのかという感じだったんでしょうけど、何にも知らないひかりは伯爵の作り話を真に受けてしまったようです。

しかしそれがのちに、ひかりから孤軍奮闘する必要に迫られた伯爵にお守りとして渡され、見事輸送船団を襲ったネウロイを倒したあとの最後っ屁から彼女の命を守ったのは、映画荒野の一ドル銀貨を彷彿とさせる王道の展開でしたね。

まあ相変わらず伯爵が何時の間にか助けたブリタニアのウィッチをちゃっかり病室に連れ込んでいたり、伯爵と呼ばれる所以を描いたシーン多めのエピソードでしたが、そういう伯爵の楽しいところが激しい戦いの最後にツキを呼んだんじゃないでしょうか。

下原ちゃんのトナカイシチューをおかわりするジョゼが、伯爵の魔の手に落ちないように見張っていないといけませんが、ともあれ次回も楽しみにしたいと思います。