2016
12/12
月

時を超えて伝わる娘の問いと母親の答え。
そう、いつだって母親の優しさは変わらないんだ。だからいつだって前に進める。
凛子さん、いいお母さんになってください。
宗太の家でだらけでいた中島が母親に泣きつかれて今度お見合いをすることになったという。
そして母親の命日を翌日に控えた宗太の実家では、姉の凛子が掃除をしたり、みんなのご飯の支度をしてくれるのでしたが、凛子さんお料理がちと苦手な奥さんだったんですね。
弟の宗太は一口食べてフリーズするポコの様子を見て、つい姉貴は料理がダメなんだからともらしてしまいますが、凛子が家のことを張り切ってやるのには、まだ弟には言っていない理由があったんですね。
それは宗太の言葉に家から出て行った凛子に付き合う中島が一番最初に知ることになりましたが、お酒も飲まないし近くで煙草を吸わないでと言う凛子はおめでただったようです。
そして、学生時代に凛子を好いていた中島は一瞬失恋っぽい感情に襲われましたが、自分のことを家族みたいなものと言ってくれた凛子に、ちゃんとおめでとうとお祝いの言葉を送っていましたね。
かつては憧れた女性が結婚を経て今度はお母さんになるというのは、中島にとっても感慨深く、そしてとても嬉しく思えることだったんじゃないでしょうか。
凛子自身は母親になるという初めての経験に不安を感じているようでしたが、中島からおめでとうと言われて、とっても嬉しかったと思います。
ともあれ、その不安が翌日のお墓参りで再び頭を擡げだし、亡くなった母親に自分はちゃんとお母さんになれるだろうかという問いを向ける凛子でしたが、そこでポコの不思議な力が発動するんですね。
宗太と共に凛子は家族揃っていたころの記憶を遡り、幼かった日にお母さんのようなお母さんになりたいと話していた時のことを垣間見るんですね。
そしてその時も今の自分と同じように母親になれるかな?と問いかけていた凛子。
そんな娘に、母親は優しく微笑みながら、なれるわよ。と応えてくれましたが、きっと今の凛子にも同じ返事を返してくれるんでしょうね。
つい母親に追いすがる凛子の手を握ったポコによって、この不思議な光景はフッとかき消えて行きましたが、母と娘の想いが時を超えて一つに結びついているのを感じて、ぼろぼろと涙がこぼれてしまいました。
思えば中島のお祝いの言葉あたりから涙腺がむずむずし始めていましたが、ポコの不思議な力が発揮されてから思いっきり泣かされてしまいました。
宗太の方は製麺所を継ぐのかまだ決めきれない感じですが、うどんにこだわらず、父親のように自分の仕事はこれなんだというものがしっかり持てれば、彼の父親も喜んでくれるんじゃないでしょうか。
ポコとの関係をこの先どうして行くのかも気になるところですが、宗太が一つの答えに行き着くラストを楽しみに、次回を待ちたいと思います。








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